2020年11月15日

プロケアの役割

むし歯や歯周病を予防し、再発・悪化させないためには歯垢や歯石を取り除くていれ(ケア)が欠かせません❗
予防効果を高めるためには、「セルフケア」と「プロフェッショナルケア(プロケア)」の2種類のケアが大切です。

毎日、自分で

 「セルフケア」は、日常的に自分で行うケアのことで、歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどを使って歯垢などを取り除きます。
毎日のセルフケアが歯科予防の基本です

専門家が処置
 
「プロケア」では、専門家である歯科医師や歯科衛生士が、特別な器具を用いてセルフケアでは除去できない歯石や歯垢、着色汚れを取り除きます。染め出しで磨き残しのチェックも行います。
 
 歯周病の状態を知るには、歯周ポケットをプローブという器具を使って調べることが必要です。
 歯周病の進行や歯ぐきの炎症、歯石の付着状況をつかむこともプロケアの一つです。 
 プロケアにはこうした処置だけでなく、適切な歯みがき方法などを教わるブラッシング指導も含んでいます。
歯並びやかみ合わせなど、お口の環境は人それぞれです。一人ひとりにあったセルフケアのポイントを提案することも大事な仕事です。

  また、高齢者や障害のある人たちで、セルフケアが困難な患者さんへの定期的なケアも行います

  日々の生活で適切なプロケアと定期的なプロケアを継続することが生涯に渡って健康な歯を保つためには重要です
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2020年11月01日

新型コロナで受診手控え 重症化して抜歯した例も

感染を恐れて受診を手控えた結果、歯周病が悪化し抜歯に
新型コロナウィルスへの感染不安から歯科受診を手控え、症状を悪化させてしまうという深刻な状況が生まれています。
 
大阪府歯科保険医協会が6月に実施した調査では、受診を手控えた結果、急性症状で来院した患者が「いた」と約7割の歯科医院が回答しました。
むし歯が進行し歯髄炎になるなど強い痛みに耐えかねて受診する事例が数多く寄せられています。
 
急性症状以外にもかぶせ物や入れ歯などの補綴物が外れたり、壊れたりしても受診せずに過ごした患者さんの事例も報告されています。
また調査では、受診手控えによって必要な処置や治療ができなかったことが「あった」と回答した歯科医院も約7割に上ります。

むし歯や歯周病の治療だけでなく、義歯の作成、抜歯、定期検診など、過度な受診手控えによりあらゆる治療を中止、延期せざるを得なかった実績が明らかになっています。
 

自己判断で受診を控えることは重症化に繋がることが懸念されます。
コロナ禍においても、かかりつけの先生に相談し適切に受診することが大切です
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2020年10月15日

豊かな食生活の代償

 人の歯は、永久歯のうち12本が尖った前歯、20本が平らな奥歯です。
イヌ🐶やネコ🐱などの肉食動物は、奥歯までとがった歯が並んでいて、肉をかみ切って飲み込むという食べ方をします。
ウシ・ウマなどの草食動物は、とがったキバを持つ種類もいますが、多くは平らな歯で食べ物をすりつぶしやすいようにできています。

 歯の形状に敵った割合で肉や野菜をバランス良くたべるのが健康に良いといわれます。
社会の発展とともに人間の食生活は大きく変化し、加工した穀物や砂糖などの食物が増えるにつれて、むし歯や歯周病に悩まされるようになったといわれます。
動物園の動物やペットは、野生動物にはないむし歯や歯周病になるそうです。

 ブラッシングなど歯のケアは、豊かな食生活の代償なのでしょうね
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2020年10月01日

「あいうべ体操」で免疫力アップ

 口呼吸が感染症リスクを高めることを知っていますか
 
 人体は本来、鼻呼吸するようにできています。鼻にはフィルター機能があり、空気を取り込む際に埃や細菌、ウィルスを取り除きます
 口呼吸では空気が直接気管や肺に入るため、感染リスクが高まります。
 
 そこで紹介したいのが、「あいうべ体操」
口や舌を支える筋肉を使うことで、口呼吸を治すことができます。
 「あいうべ」体操のやり方は、
@ 「あー」と口を大きく開く
A 「いー」と大きく横に広げる
B 「うー」と口を強く前に突き出す
C 最後に「べー」と舌を口から出して伸ばす

4つの動作を1日30回繰り返すだけ
声は出しても出さなくてもかまいません

むし歯予防にも効果的

 鼻呼吸を習慣づければ、免疫力が高まるだけでなく、口が乾くのを防ぎ唾液による歯の再石灰化を促すことで、むし歯予防にもなります。
 空気が乾燥し、風邪をひきやすい季節です。気軽に取り組んでみて下さい。
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2020年09月15日

予防しよう!嚥下障害

 食事中に食べ物を喉に詰まらせたり、むせたりしたことはありませんか?
一時的な症状であればさほど心配することはありませんが、頻繁に起こっているのであれば嚥下障害かもしれません。
 
窒息・肺炎のリスクにも
 嚥下障害と病気や老化などによって飲食物の咀嚼や飲み込みが困難になる障害で、悪化すると栄養不良になったり、窒息や誤嚥性肺炎を起こすことがあります。高齢者に多い障害だと思われがちですが、嚥下機能は50歳前後から低下する為、中高年では誰でも起こりえます。
嚥下障害は、軽度であれば自宅でできるトレーニングで症状を予防、改善することが可能です。
しかし、症状が進んでいる場合は、専門的な治療やリハビリテーションを行っている医療機関に相談しましょう。
 
呼吸のトレーニング
 腹式呼吸を心がけましょう。呼吸機能を高めることで、気管に食べ物が入った際に排出しやすくなります。食事前に腹式呼吸を行い、落ち着いて食べるようにしましょう。

喉のトレーニング
 パ行・ラ行・タ行・カ行・マ行を繰り返し発音しましょう。これらの音は食べ物を飲み込むときと同じ期間を使うので、発音することで器官を鍛えることができます。

首・口・舌のトレーニング

 肩の力を抜いて、首をゆっくり前後、左右に動かし、首の筋を伸ばします。頬を膨らませたり、凹ませたり、舌を思いっきり前に出したり、引っ込めたりします。







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2020年09月01日

幼少期の「癖」に要注意

子どもの歯並びが悪いのは遺伝が原因_。そう思っていませんか。

 実は、歯並びは遺伝よりも日常的な癖が影響していることが少なくありません。
 例えば、噛み方がや頬づえ、指しゃぶり、舌の位置などが歯並びに影響します。
片方の奥歯でばかり噛んでいたり、頬づえを付いたりしていると、あごの形が左右対称に成長しています。
あごが健全に発達しなければ、歯並びが悪くなってしまいます。
 
 4〜5歳を過ぎても指しゃぶりを続けていると、上下の前歯の間にすき間ができ、「出っ歯」になる可能性があります。
口を閉じている時、舌が上顎ではなく前歯の内側に付いている場合は要注意。下の力で少しづつ前歯が押し出されてしまいます。
 
 歯並びの悪化は見た目の問題だけでなく、むし歯のリスクが高まります。
噛み合わせが悪くて食物を十分に咀嚼できなければ、消化吸収や栄養摂取が妨げられ、こどもの成長や健康に悪影響を及ぼします。
 
 きれいな歯並びになるため、子どもの癖を注意深く観察してください。
そして、食事ではしっかり噛む習慣を付けてあごの成長を促してくださいね。
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2020年08月28日

定期的なフッ素塗布でむし歯予防

 虫歯予防のために歯科医院でフッ素を塗ってもらったことはありますか?
歯磨き剤にもフッ素が含まれていますが、大きく異なるのはフッ素の濃度です
 
 家庭で使う歯磨き剤の濃度は一番高いものでも1500ppm
歯科医院で使う薬は、なんと6倍の9000ppmです
濃度が上がるとむし歯予防の効果も上がりますが、高濃度のフッ素塗布は歯科医院でなければ受けられません。

 フッ素塗布は、生えたばかりの乳歯や永久歯を守るのに特に効果的。
生えたての歯はやわらかく、むし歯になりやすいからです。 
 
 大人でも、歯の根元の象牙質がむき出しになって起こるむし歯(根面う蝕)などには効果を発揮します。
象牙質はエナメル質より軟らかいため、フッ素で表面を強化してむし歯を予防します。
 
 フッ素塗布は1回受けただけでは十分な効果を得られません。
 定期的に受けないと効果が下がりますので、年に数回は忘れずに受診してくださいね。
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No.485 必要な医療を妨げる高齢者の負担増


政府は社会保障削減政策の下で歯科医療費を抑え、患者さんの窓口負担を増やしてきました。2014年に70〜74歳が2割負担に引き上げられたばかりですが、政府が力を入れる「全世代型社会保障の改革」では、後期高齢者にも一定の負担を求める計画を検討しています。政府は現役世代だけに負担を押し付けるのは不公平だとして、75歳以上の窓口負担を1割から2割に引き上げることを狙っています。
高齢者の窓口負担が現役世代よりも低く抑えられてきたのには理由があります。後期高齢者は9割近くが慢性疾患を抱え、多くが複数の診療科を受診していて、75歳未満と比べても、受診回数は外来2.4倍¥、入院6.2倍に上がっているなど、窓口負担による暮らしへの影響が少なくないためです。
現役世代より収入が少なく、複数の病気を抱える後期高齢者の医療費負担を増やせば、歯科医院を受診することをあきらめる人が増えることは明らかです。増大する医療費の受け皿を安易に患者に求めれば、国民の命や健康、暮らしをますます脅かすことになります。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 09:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月01日

NO.484 教育現場でフッ素活用

 子どもたちの歯をむし歯から守るために、

保育・教育現場でフッ素を含む洗口液少量を口に含み、ブクブクする「フッ素洗口」が全国各地で広がっています。 
東北大学でむし歯の予防に取り組む相田潤先生によると、何もしていない小学校と歯みがきだけをした小学校、
フッ化物洗口をした小学校について、児童のむし歯になった歯の面の数を比較したところ、
フッ素洗口をした小学校の子どもたちで、大きなむし歯予防効果があったそうです。
 
小中学校でのフッ素洗口の実施状況には自治体によって差があります。
実施率が高いのは新潟県、秋田県、佐賀県などで、新潟県は子どものむし歯が全国でもっとも少ない県として知られています。

秋田県や佐賀県は、かつては全国的にも子どものむし歯が多い地域でしたが、
小学校での「フッ素洗口」を導入後、こどものむし歯の数を大きく減らしてきました。

一方で大阪府や神奈川県など公的教育機関でほとんど実施していない自治体も少なくありません。
 
教育現場でのこうした取り組みは、家庭でセルフケアが十分にできない環境にある子どもたちの歯を守り、健康格差を減らす効果があることも指摘されています。
 

学校でのフッ素洗口は全ての子どものむし歯予防に役立つといえます。
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2020年07月15日

483 セルフケアにフッ素を取り入れることできますか?


市販されている多くの歯みがき剤にフッ素が配合されています。
フッ素入り歯磨き剤を使用することで虫歯予防効果が期待できますが、
たくさんうがいをしてしまうとフッ素が流れてしまう為注意が必要です

フッ素入り歯磨きを使用するときには、少量の水でゆすぐ程度に留めましょう
また、歯磨きをした後に、フッ素入り洗口液やジェルなどを併用するとさらに高い効果が期待できます

様々なメーカーからフッ素入りのセルフケア用品が販売されています。

歯科医院のみで購入できるものもありますので、かかりつけの先生に相談してみてくださいね
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