2020年09月15日

予防しよう!嚥下障害

 食事中に食べ物を喉に詰まらせたり、むせたりしたことはありませんか?
一時的な症状であればさほど心配することはありませんが、頻繁に起こっているのであれば嚥下障害かもしれません。
 
窒息・肺炎のリスクにも
 嚥下障害と病気や老化などによって飲食物の咀嚼や飲み込みが困難になる障害で、悪化すると栄養不良になったり、窒息や誤嚥性肺炎を起こすことがあります。高齢者に多い障害だと思われがちですが、嚥下機能は50歳前後から低下する為、中高年では誰でも起こりえます。
嚥下障害は、軽度であれば自宅でできるトレーニングで症状を予防、改善することが可能です。
しかし、症状が進んでいる場合は、専門的な治療やリハビリテーションを行っている医療機関に相談しましょう。
 
呼吸のトレーニング
 腹式呼吸を心がけましょう。呼吸機能を高めることで、気管に食べ物が入った際に排出しやすくなります。食事前に腹式呼吸を行い、落ち着いて食べるようにしましょう。

喉のトレーニング
 パ行・ラ行・タ行・カ行・マ行を繰り返し発音しましょう。これらの音は食べ物を飲み込むときと同じ期間を使うので、発音することで器官を鍛えることができます。

首・口・舌のトレーニング

 肩の力を抜いて、首をゆっくり前後、左右に動かし、首の筋を伸ばします。頬を膨らませたり、凹ませたり、舌を思いっきり前に出したり、引っ込めたりします。







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2020年09月01日

幼少期の「癖」に要注意

子どもの歯並びが悪いのは遺伝が原因_。そう思っていませんか。

 実は、歯並びは遺伝よりも日常的な癖が影響していることが少なくありません。
 例えば、噛み方がや頬づえ、指しゃぶり、舌の位置などが歯並びに影響します。
片方の奥歯でばかり噛んでいたり、頬づえを付いたりしていると、あごの形が左右対称に成長しています。
あごが健全に発達しなければ、歯並びが悪くなってしまいます。
 
 4〜5歳を過ぎても指しゃぶりを続けていると、上下の前歯の間にすき間ができ、「出っ歯」になる可能性があります。
口を閉じている時、舌が上顎ではなく前歯の内側に付いている場合は要注意。下の力で少しづつ前歯が押し出されてしまいます。
 
 歯並びの悪化は見た目の問題だけでなく、むし歯のリスクが高まります。
噛み合わせが悪くて食物を十分に咀嚼できなければ、消化吸収や栄養摂取が妨げられ、こどもの成長や健康に悪影響を及ぼします。
 
 きれいな歯並びになるため、子どもの癖を注意深く観察してください。
そして、食事ではしっかり噛む習慣を付けてあごの成長を促してくださいね。
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2020年08月28日

定期的なフッ素塗布でむし歯予防

 虫歯予防のために歯科医院でフッ素を塗ってもらったことはありますか?
歯磨き剤にもフッ素が含まれていますが、大きく異なるのはフッ素の濃度です
 
 家庭で使う歯磨き剤の濃度は一番高いものでも1500ppm
歯科医院で使う薬は、なんと6倍の9000ppmです
濃度が上がるとむし歯予防の効果も上がりますが、高濃度のフッ素塗布は歯科医院でなければ受けられません。

 フッ素塗布は、生えたばかりの乳歯や永久歯を守るのに特に効果的。
生えたての歯はやわらかく、むし歯になりやすいからです。 
 
 大人でも、歯の根元の象牙質がむき出しになって起こるむし歯(根面う蝕)などには効果を発揮します。
象牙質はエナメル質より軟らかいため、フッ素で表面を強化してむし歯を予防します。
 
 フッ素塗布は1回受けただけでは十分な効果を得られません。
 定期的に受けないと効果が下がりますので、年に数回は忘れずに受診してくださいね。
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No.485 必要な医療を妨げる高齢者の負担増


政府は社会保障削減政策の下で歯科医療費を抑え、患者さんの窓口負担を増やしてきました。2014年に70〜74歳が2割負担に引き上げられたばかりですが、政府が力を入れる「全世代型社会保障の改革」では、後期高齢者にも一定の負担を求める計画を検討しています。政府は現役世代だけに負担を押し付けるのは不公平だとして、75歳以上の窓口負担を1割から2割に引き上げることを狙っています。
高齢者の窓口負担が現役世代よりも低く抑えられてきたのには理由があります。後期高齢者は9割近くが慢性疾患を抱え、多くが複数の診療科を受診していて、75歳未満と比べても、受診回数は外来2.4倍¥、入院6.2倍に上がっているなど、窓口負担による暮らしへの影響が少なくないためです。
現役世代より収入が少なく、複数の病気を抱える後期高齢者の医療費負担を増やせば、歯科医院を受診することをあきらめる人が増えることは明らかです。増大する医療費の受け皿を安易に患者に求めれば、国民の命や健康、暮らしをますます脅かすことになります。
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2020年08月01日

NO.484 教育現場でフッ素活用

 子どもたちの歯をむし歯から守るために、

保育・教育現場でフッ素を含む洗口液少量を口に含み、ブクブクする「フッ素洗口」が全国各地で広がっています。 
東北大学でむし歯の予防に取り組む相田潤先生によると、何もしていない小学校と歯みがきだけをした小学校、
フッ化物洗口をした小学校について、児童のむし歯になった歯の面の数を比較したところ、
フッ素洗口をした小学校の子どもたちで、大きなむし歯予防効果があったそうです。
 
小中学校でのフッ素洗口の実施状況には自治体によって差があります。
実施率が高いのは新潟県、秋田県、佐賀県などで、新潟県は子どものむし歯が全国でもっとも少ない県として知られています。

秋田県や佐賀県は、かつては全国的にも子どものむし歯が多い地域でしたが、
小学校での「フッ素洗口」を導入後、こどものむし歯の数を大きく減らしてきました。

一方で大阪府や神奈川県など公的教育機関でほとんど実施していない自治体も少なくありません。
 
教育現場でのこうした取り組みは、家庭でセルフケアが十分にできない環境にある子どもたちの歯を守り、健康格差を減らす効果があることも指摘されています。
 

学校でのフッ素洗口は全ての子どものむし歯予防に役立つといえます。
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2020年07月15日

483 セルフケアにフッ素を取り入れることできますか?


市販されている多くの歯みがき剤にフッ素が配合されています。
フッ素入り歯磨き剤を使用することで虫歯予防効果が期待できますが、
たくさんうがいをしてしまうとフッ素が流れてしまう為注意が必要です

フッ素入り歯磨きを使用するときには、少量の水でゆすぐ程度に留めましょう
また、歯磨きをした後に、フッ素入り洗口液やジェルなどを併用するとさらに高い効果が期待できます

様々なメーカーからフッ素入りのセルフケア用品が販売されています。

歯科医院のみで購入できるものもありますので、かかりつけの先生に相談してみてくださいね
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2020年07月01日

482 歯の根の治療

むし歯を放置してひどい痛みが出たときには、歯の神経にばい菌が侵入していることが少なくありません。

病状が進行し、歯の神経が死んでしまうと痛みが消えることがあります。
治ったと勘違いしたり、痛みがあったことを忘れたりして、そのまま放置してしまう人も…
その結果、歯の根っこの先の骨が溶けて膿みが溜まってしまうことがあります

一旦、膿みが溜まると、治療が難しくなってしまいます。
治療で膿みが消えても元の健康な歯に戻るわけではありません
歯の根っこの治療で治らなければ、抜歯しなければならない場合もあります。

歯の健康を保つには予防が第一です
症状が出る前に定期的に歯医者にかかることが大切です
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2020年06月22日

481 あすりーの歯のトラブル

傷めるのは前歯

スポーツによる歯の損傷は、破折脱臼などを伴う為、歯を失うほど大事に至ることも少なくはありません。

一度に複数の歯を失う重症事例もあります。
場合によっては、競技相手歯で傷つけてしまうこともあります

傷める歯の部位は前歯で多発しています
前歯は見た目にも大きく影響してしまいます。
永久歯を失えば、歯を取り戻すことができません。
スポーツ中の外傷から歯を守る予防対策が大切です
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2020年06月01日

480 スポーツ中のケガで歯が抜けた時の対処法は?

外傷で歯が抜けてしまっても、歯の根っこの状態によっては元の場所に元通り戻せる可能性があります。
歯を持って急いで受診してください

歯の根っこは歯根膜という組織で覆われています。
歯を戻すには歯根膜を

触らない
こすらない
乾燥させない   ことが大切です。

抜けた歯は必ず歯の頭を持つようにしましょう
水道水につけると歯根膜がダメになるので、歯緒保存液、または牛乳に浸けて感想を防ぎます
ぞの場に何もない時はとりあえず、本人の唾液に浸します。
牛乳なら6時間、保存液は24時間程度保存可能です
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2020年05月27日

479 院内感染予防対策 高温高圧蒸気で滅菌

歯科診療では唾液や血液に触れる行為が少なくありません

歯科治療用の鏡屋探針、歯を削る為のハンドピースなど、口の中で様々な器具が使われます。
そのため、医療者・患者双方にとって、院内での感染症を防ぐ対策が重要です


感染症の予防策は医療機器の種類によって「滅菌」「殺菌」「消毒」など、感染源を除去するレベルが定められています。

血液や血液の混じった唾液に職に接する手術用器具類は、感染のリスクが高いため、
すべての微生物を殺すか、除去し、無菌状態にする「滅菌」が求められています

器具の種類や材質などに応じて適した滅菌方法がありますが、
歯科医院で活躍するのがオートクレーブと呼ばれる高温高圧蒸気滅菌器です

121〜134度で2気圧という環境で「滅菌」することができる優れものです
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