2017年11月15日

No412 世界初の歯周組織再生医薬品「リグロス」

日本人のおよそ7割が罹患していると言われる歯周病。進行すると歯ぐきが腫れ、歯がぐらぐらしてぬけてしまいます。現在では歯を失う原因の第1位は歯周病といわれています。
 そんな歯周病に対して画期的な薬が開発されました。2016年9月、厚生労働省の承認を受けた歯周組織再生剤「リグロス」です。
 歯周病は、細菌の塊であるプラーク(歯垢)が歯と歯ぐきの間にたまり炎症を起こすとことで、歯を支えている骨などの歯周組織を破壊さす病気です。このプラークは、歯石という固い付着物とともに歯の根の面にくっついています。
 「リグロス」を使った歯周組織再生療法では、まずこの歯石をきれいに取り除くために歯ぐきをめくります。これを「フラップ手術」といいます。きれいになった根面に「リグロス」を塗布します。その後、めくった歯ぐきを元に戻して糸で縫います。
 初期の歯周病は歯磨きと歯石除去で治りますが、ぐらぐらになって今にも抜け落ちそうな重度の歯周病では抜歯せざるを得ません。「リグロス」を用いた再生療法は、その中間にあたる中等度の歯周病に対して効果の高い治療法として期待されています。
 これまで歯周組織再生療法で使用できた薬剤は海外からの輸入品で、保険診療では使用できませんでした。この「リグロス」は保険診療で用いることができる薬剤であり、今まで経済的な問題で再生療法を選択できなかった歯周病患者にとっては福音です。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月01日

No.410 ジュースの飲みすぎに要注意

 
 暑かった夏、水分補給に「お水、麦茶を飲んでいました。」と答えが返ってくると嬉しいのですが、清涼飲料水やスポーツドリンクをたくさん飲んで過ごしていたら要注意です


 子どもの歯を観察して、歯と歯肉の境目が白く濁っていたり、歯の先端部分が薄くなっていたら黄色信号
それは「歯」が溶かされ始めているサインです
このまま甘味飲料を飲み続ける習慣が続くと本格的なむし歯に進行していきます


 そこで、まず、水分補給を「お水」「お茶」に変えましょう
うがいできる子どもはフッ化物とキシリトール配合の歯磨き剤で歯を磨きましょう
 歯みがきを嫌がる場合は、お話をしたり、歌を歌ったりしながら、楽しい雰囲気の中で磨くと良いですよ
 歯ブラシに力を入れすぎず、軽いタッチで手早く磨くように心掛けてください慣れてきたら、隅々まで丁寧に磨けるようになると思います歯みがきでストレスを抱えないようにしましょうね
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 09:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする