2019年12月18日

469 子どものむし歯は減少も口腔内の健康格差が問題に


子どものむし歯は、この50年で大きく減少しました
文部科学省の調査では、1970年代には9割以上の子どもたちがむし歯という状況でしたが、平成20年度には約6割にまで減少

平成30年度には幼稚園、中学校、高校のすべてで半数を切りました

これは歯科界を先頭に啓蒙を進め、国民の予防意識が高まった結果だと言われています。
子どものむし歯を抱え、咀嚼が困難な「口腔崩壊」状態の子どもの存在が明らかになり、健康格差が大きな問題になっています。
全国保険医団体連合の調査では、3割の学校が「口腔崩壊」の子どもがいると回答しました。
口腔内に困難を抱える子供たちの背景には
「医療費を払えない」「歯科医院医連れて行く時間がない」「親が受診の必要性、予防の重要性を知らない」 

などの
社会的要因があることが指摘されています。
健康格差の解消に向けて、国をあげて対策が求められています
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 10:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月03日

468 コンピューターがつくる歯科技工物


むし歯治療で歯を削った場合、ペースト状の歯型を採る材料を口に入れ、型採りをします。
詰め物や被せ物など歯科技工物をつくる。ために必要な作業ですが、
材料が固まるまで口に入れたままにしなければならず、苦手な人が少なくありません

最近では型採りせず、カメラで口腔内を撮影する「3Dスキャナー」の開発が進んでいます
スキャンーを使って計測すれば、俊二にパソコン上で歯型を立体的に表示させることができます。
新かはそれだけではありません。歯型の3Dデータがあれば、コンピューターで詰め物や被せ物を設計し、
3Dプリンターなどでつくりだすことが出来るようにもなります

完全に実用化されれば、従来の歯科技工で不可欠だった型採りの材料や歯型の石膏模型が不要になります

実は、コンピューターによる歯科技工物の設計・加工システム(CAD/CAM)はすでに一部の歯科医院や歯科技工所に導入されています。
あと数年もすれば、歯科技工の現場は様変わりしているかもしれません
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 10:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする