A:今のところ1日に何回歯を磨くのが1番良いかという内容の科学的根拠のある論文は出ていません

昔は歯磨きの回数と、むし歯や歯周病の発症率は関係があるといわれていました。

しかし現在、歯磨きの回数が、むし歯や歯周病に直接関係しているというのは不確かだということがわかりました

すなわち、歯磨きの回数よりも、歯磨きの質に関係があると考えられています

むし歯や歯周病の原因となっているのは、歯に付着している細菌の集まり=プラークです

このプラークの量をできるだけ少なくすること(プラークコントロール)がむし歯や歯周病の予防にとってはとても大事なことなのです

プラークコントロールには歯ブラシと共に歯と歯の間の清掃用具を併用することが大切になります


これらを用いて1日1回でも、充分な時間をとって歯のお掃除をすることがむし歯や歯周病の予防につながります
