
従来の病気の治療から更に進めて、老化を抑え「いつまでも健康」を目指すという考え方です

この重要な部分を毎日の食生活が担っています 15年かけて世界60地域を調べた「WHO国際共同研究」の結果は、日本の伝統的な食事こそ、まさに世界一の長寿食の理想に近いと結論付けています

塩分は減らし、コメ・魚・海草・野菜・大豆などに牛乳・乳製品を加えたもので、欧米の食事やファストフードをなるべく避けましょう

次に、家族や仲間・友人と共に食事を楽しむことがとても大切です

忙しい生活で毎食は難しいでしょうが、できる限り心掛けましょう。
特に朝食をきちんと食べることは体と心に大切です。
脳は体全体で使うエネルギーの2割を消費すると言われていますが、血液中のブドウ糖(血糖)を頼りに働きます。
寝ている間に血糖が消費され正常値(100mg/dl)より下がると、脳の働きが低下し事故を起こしてしまうので朝食抜きは禁物です。
「『キレる』に関する中高生の生活状況調査」によると「朝食抜き」中高生の「キレる」頻度が高いようです

また、食物をよく噛んで素材の味をよく味わうことが大切です。

食物を噛み砕いて消化を助けるためだけではありません。
子どもではよく噛む習慣をつけることが、脳や体の発育を促進します。

よく噛むとむし歯や歯列不正にもなりにくく、丈夫な子どもに育ちます。
咬合力は訓練で変わるものなのです


老人では、よく噛んで食べられる方には 寝たきりの方は少なく、認知症の予防にもなり、心や体にとって健康な暮らしの基礎となります。

新春を迎えて、いつまでも若々しく元気な心身を作るスタートにしようではありませんか

何でもよく噛んでおいしく食べられますか。
どこか具合が良くなければ、まず歯医者さんに相談しましょう。

