2018年02月19日

No.418 ドライマウスの対処法

 口の中が粘つく、口臭が気になる、口内が乾燥するなどの症状はありませんか?


 加齢などの影響で唾液量が減る「ドライマウス(口腔乾燥症)」が疑われます。最近では高齢者だけでなく、不規則な食生活やストレスなどの影響で中高年の方も増えています。
 ドライマウスの原因には加齢の他に糖尿病、腎不全などの内疾患、内服薬の副作用など様々です
ドライマウスによって唾液の分泌量が減ると、唾液のもつ浄化・再石灰化などの働きが弱まります。そのため、むし歯になりやすかったり、口臭がきつくなることがあります
入れ歯が密着せず、装着感が悪くなることも。


 ドライマウスを改善するためには、▽よく噛んで食事をする ▽デンタルリンスや保湿剤を使用する ▽適度に水分を取る ▽薬を変更、調整する など原因に応じた対処法が求められますここでは簡単な唾液線マッサージを紹介します。
@4本の指を頬に当て、上の奥歯あたりを後ろから前に向かって円を描くように10回刺激します。 

A親指をあごの骨の内側のやわらかい部分に当て、耳の下から顎の下まで5カ所を順番に左右10回ずつ押し当て刺激します。

B両手の親指をそろえて、顎の真下から突き上げるように、10回ゆっくりぐ〜っと押し刺激します。
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2018年02月03日

No.417 今、何を後悔していますか?

 先日、10年以上定期的に歯の健診を続けておられるご年配の患者さんから、
ある雑誌に掲載されたアンケート記事について教えてもらいました
定年前後の男女を対象に、「今、何を後悔していますか?」と尋ねた内容だったそうです。
健康面の後悔では「カラダを鍛えればよかった」
「なんでも相談できる医師を見つけておけばよかった」を抑えて、
「歯の定期健診を受ければよかった」が1位ということでした。
 その患者さんは「若いうちから定期健診に来ていてよかった。同世代の友人のみんなは歯がなくなって困っている」と話してくれました。
男女問わず平均寿命が 80歳を超えているこの時代、歯の寿命が先に終えてしまうと老後が寂しいものになるかもしれません。定期健診に来て歯の健康を守りましょう
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2018年01月20日

416 歯周病の定期治療のタイミングに幅があるのは?


歯周病の治療で「メインテナンス」「SPT」といった言葉を耳にされたことはありませんか。
いずれも歯周病の再発・進行を防ぎ、良好な状態を維持するために行う定期治療(定期検診)のことです。

「メインテナンス」は治療終了(治癒)後、3〜6ヵ月ごとに行います
中〜重度の歯周病の患者さんは症状が安定した後、期間を1〜2ヵ月に短くした定期治療を続けた上で、
治療の判断をします。このような定期治療を「SPT」といいます

歯周病はプラークが歯と歯ぐきの境目に付着し続けることで引き起こされる炎症です。
毎日のブラッシングでは除去しきれなかったプラークを専門的な清掃で取り除くことが再発防止には大切です
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2018年01月04日

No.415 口腔ケアグッズ紹介 ワンタフトブラシ

ワンタフトブラシは毛先が一つしかない通常の歯ブラシよりヘッド部分が小さい歯ブラシです
通常の歯ブラシでは、みがき残しがちな部分を集中的に清掃するのに便利です。次のような箇所は、みがき残しやすくなります。

•生え変わりの永久歯や親知らずなど歯ぐきが被っていて生えきっていない歯
•ブリッジの入っているところ
•歯と歯ぐきの境目
•歯並びの悪いところ
•矯正装置の周り
•一番奥の歯の裏側
•上の前歯の裏側

 通常の歯ブラシと同じように、歯ぐきの状態に応じて毛のかたさを選びます
 歯周病で歯ぐきが痛む場合や、歯ぐきが下がり、歯の根が露出している場合は「やわらかめ」がおすすめです
 柄の形には「ストレート」タイプと「カーブ」タイプがあります。
「カーブ」タイプは、一番奥の歯の裏側に適しています。ワンタフトブラシを使っても使い方がまずくては効果は半減するので、みがき方のポイントをスタッフにお尋ねくださいね
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 10:27| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月16日

No.414 子どもの歯肉炎

 学校の歯科検診で歯肉炎と診断されたことはありませんか?
 歯肉炎は細菌の塊、プラーク(歯垢)が歯ぐきの炎症を引き起こす病気です。
歯周病の始まりといわれており、放置すると、歯周炎、歯槽膿漏と重症化していきます。
子どもの歯肉炎が重症化することは稀ですが、大人になってから歯周病にならないために意識的に予防することが大切です。
 歯肉炎の予防には、ブラッシングでプラークをきちんと取り除くことが効果的です
歯ぐきが腫れているときは少しやわらかめの歯ブラシを使用し、毛先を歯と歯ぐきの境目に当てて、軽く振動させる磨き方をします。
また、乳歯と永久歯の交換期は凸凹しているので、うまく歯ブラシが当たらないため、注意が必要です。
保護者がお子さんの口の中を見て、磨き残しがないかを確認してあげましょう
いくら一生懸命磨いていても「うまく磨けていない」場合があります。
歯科医院で相談して、正しいブラッシング法を身につけましょう。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 10:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月01日

No.413 プラーク(歯垢)ってよく聞くけど何ですか?

 プラークは白っぽいクリーム状のもので、糊のような粘着性で歯の表面にくっつきます。特に歯ぐき沿いや歯と歯の間、歯の溝によく溜まります。
 プラークを食べ物のカスだと思っている方も多いと思いますが、実際は細菌の塊です。
プラーク1mg中の細菌数は約10億といわれており、むし歯や歯周病の原因となる菌を多分に含んでいます。
 お口の中の健康を守るためにはプラークをしっかりと取り除く必要があります。
プラークは歯にべっとりとくっついているので、口をゆすぐだけでは取り除くことはできません。歯ブラシとデンタルフロスなどを使って丁寧に取り除き磨き残しがないように日常のケアをして下さいね。
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2017年11月15日

No412 世界初の歯周組織再生医薬品「リグロス」

日本人のおよそ7割が罹患していると言われる歯周病。進行すると歯ぐきが腫れ、歯がぐらぐらしてぬけてしまいます。現在では歯を失う原因の第1位は歯周病といわれています。
 そんな歯周病に対して画期的な薬が開発されました。2016年9月、厚生労働省の承認を受けた歯周組織再生剤「リグロス」です。
 歯周病は、細菌の塊であるプラーク(歯垢)が歯と歯ぐきの間にたまり炎症を起こすとことで、歯を支えている骨などの歯周組織を破壊さす病気です。このプラークは、歯石という固い付着物とともに歯の根の面にくっついています。
 「リグロス」を使った歯周組織再生療法では、まずこの歯石をきれいに取り除くために歯ぐきをめくります。これを「フラップ手術」といいます。きれいになった根面に「リグロス」を塗布します。その後、めくった歯ぐきを元に戻して糸で縫います。
 初期の歯周病は歯磨きと歯石除去で治りますが、ぐらぐらになって今にも抜け落ちそうな重度の歯周病では抜歯せざるを得ません。「リグロス」を用いた再生療法は、その中間にあたる中等度の歯周病に対して効果の高い治療法として期待されています。
 これまで歯周組織再生療法で使用できた薬剤は海外からの輸入品で、保険診療では使用できませんでした。この「リグロス」は保険診療で用いることができる薬剤であり、今まで経済的な問題で再生療法を選択できなかった歯周病患者にとっては福音です。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月01日

No.410 ジュースの飲みすぎに要注意

 
 暑かった夏、水分補給に「お水、麦茶を飲んでいました。」と答えが返ってくると嬉しいのですが、清涼飲料水やスポーツドリンクをたくさん飲んで過ごしていたら要注意です


 子どもの歯を観察して、歯と歯肉の境目が白く濁っていたり、歯の先端部分が薄くなっていたら黄色信号
それは「歯」が溶かされ始めているサインです
このまま甘味飲料を飲み続ける習慣が続くと本格的なむし歯に進行していきます


 そこで、まず、水分補給を「お水」「お茶」に変えましょう
うがいできる子どもはフッ化物とキシリトール配合の歯磨き剤で歯を磨きましょう
 歯みがきを嫌がる場合は、お話をしたり、歌を歌ったりしながら、楽しい雰囲気の中で磨くと良いですよ
 歯ブラシに力を入れすぎず、軽いタッチで手早く磨くように心掛けてください慣れてきたら、隅々まで丁寧に磨けるようになると思います歯みがきでストレスを抱えないようにしましょうね
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 09:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月16日

No.409 Q:歯がしみるのはなぜ?

A:歯がしみるのは、歯の象牙質が露出して神経が刺激されるからです
主な原因は歯周病などで歯肉が下がることですが、それ以外でもしみるケースはあります。


 その一つは、噛み合わせや歯ぎしりで部分的に負担がかかり、歯の根元付近でくさび状の切れ込み(欠損)が出来ることです
 ほかにも、ブラッシングで力を入れすぎたり、研磨剤入りの歯磨き粉で磨きすぎたりすると、歯の表面のエナメル質が削られ象牙質が露出してしまいます
酸性食品の過剰摂取によってエナメル質が溶ける「酸蝕歯」もしみる原因になります

 歯がしみる方は、歯科医院で診て原因を診断してもらいましょう
プラスチック修復やマウスピースの装着が必要な場合もあれば、ブラッシングを見直せば済むこともあります
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 16:46| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月03日

No.408 舌ブラシ


 歯みがきは毎日していると思います。歯だけではなく、舌にも汚れが付くことをご存知ですか?

 健康な舌であっても少し白くなっています。この白い汚れを『舌の苔』と書いて『舌苔(ぜったい)』と言います。舌苔がべったり付きすぎていると口臭の原因になります。
 舌を清潔に保てるように、舌専用ブラシの使用方法や注意点を紹介します。

 まずは、舌の奥の方にまで舌苔が付いているか鏡で確認してください。
舌ブラシを舌の奥から手前にこすります。この時、舌ブラシをゴシゴシ前後に動かさないように注意してください。必ず奥から手前に動かします。
力を入れず、軽く当て、3〜5回を目安に動かしてください。こすり過ぎると舌を傷付けてしまうので注意してください。

 気になりだすと1日に何度もしたくなると思いますが、舌のお掃除は1日1回程度にしてくださいね
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 11:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月19日

No.407 妊娠中の歯の治療

 妊娠している方から、
「お腹の赤ちゃんに影響はありませんか?」とよく質問を受けます
特に麻酔やレントゲン撮影に不安を覚える方が少なくありません。
基本的に歯科治療は問題ありませんので安心して下さい
 歯科治療に使う麻酔は全身麻酔ではなく、局所麻酔です。
治療する歯の周辺にしか麻酔液は停滞せず、胎内には届きません
麻酔なしで我慢して治療すると、痛みのストレスでかえって母体や胎児に悪影響を与えてしまいます
 歯のレントゲン撮影はお腹から離れていることに加え、放射線量は限りなく微弱です。
赤ちゃんへの被曝の影響は全く無いに等しいことが分かっています。
 妊娠するといろいろなことが心配になると思います。
治療を控えて痛みを我慢したり、
食事ができなくなったりすると悪影響を及ぼす場合もあります
また、歯周病を放置すると早産や低体重児出産のリスクが高まることが指摘されています。
 歯が痛くなったら受診し、そのうえで治療の必要性や時期を考えましょう
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2017年09月08日

No.406 道具に頼らないで

 お口のクリーニングで来院した患者さんの口の中を見ると、歯石やプラークがべったり。
鏡で見てもらい、どこに汚れが付着しているかを説明すると、
「電動ハブラシを使っているのに何で?」と目を丸くしていました。
電動歯ブラシは手を細かく動かす必要がなく、
歯面に毛先を直角に当てるだけで清掃することが出来ます。
しかし、ブラシがきちんと歯面に当たっていなければ汚れは取れません。
基本的には手用・電動とも清掃効果に大きな差はなく、
大切なのは一本ずつ丁寧に磨くことです。
患者さんに歯ブラシの当て方や動かし方をアドバイスすると、
「電動を良いことに磨き方が雑になっていました。今日からブラッシングを見直します」と改心した様子。
道具に頼らずにしっかり磨いてくださいね。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 18:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月02日

No.406 味覚に6番目のニューフェイス?

 これまで味覚の種類は、「甘味」、「塩味」、「苦味」、「酸味」の4基本味とされてきました。
7年前に「旨味」が追加され、5基本味になりました。
 ところが最近、新たに6番目の味覚が発見されたらしいのです。
その味覚は「でんぷん味」と名付けられました。
 「でんぷん味」とはどんな「お味」なんでしょうか?
研究者は「東洋人にとってはお米の味に似ているが、西洋人にはパンやパスタの味かもしれない」と説明しています。
 これまで人類は、炭水化物の味は糖質しか感じることが出来ないと考えられてきました。
唾液の消化酵素が炭水化物に含まれるでんぷんを
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2017年08月17日

No.405 子どもの歯にやさしい歯磨剤選び

 最近は、乳幼児用の歯磨剤も味や香り付きなど様々な種類が売られています。乳幼児用の歯磨剤を選ぶポイントは3つです。

フッ化物添加
 フッ化物は歯を強くし、むし歯予防に効果があります。初期むし歯(白濁)の修復(再石灰化)に効果的といわれています。

低研磨剤・無配合
 成長途上にある乳幼児の歯は、繊細です。研磨剤が多いと歯を傷つけるのでNGです。

低刺激・低発砲
 清涼剤などで刺激の強いものを嫌がる子どももいます。発泡剤は磨いたような気になってしまうので控えめにしましょう。
 甘味料にはむし歯菌を減らしてくれるキシリトールがおすすめです。キシリトールは白樺や樫の木などから取れる天然の甘味料です。国内の歯磨剤は、飲み込んでも問題のないよう基準が課せられています。基本的に乳幼児でも安心して使えます。

使用する時期
 乳歯が6本くらい生えたころからが目安です。

頻度
 3歳くらいまでは、ほんの少量を仕上げみがきの時に使います。
 3歳以上は毎歯みがき時に、フッ化物を完全に流さないよううがいは1回だけにします。
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2017年08月03日

No.404 「ブリッジ」を入れてから口臭が…

 ブリッジとは、歯を失った時に両隣の歯を削り、橋(ブリッジ)をかけるように代わりとなるダミーの人工の歯を入れて、抜けた歯を補う治療方法です。
保険が効く一般的な治療です。
 ブリッジは入れ歯のように自分では取り外しができないため、安定感があります。
一方で、「においが気になる」という方が少なくありません。
 においの原因は、構造上プラークなどの汚れがたまりやすいことにあります。
しかし、適切にお手入れをすれば、汚れもたまらず、歯周病予防にもなります

 磨き方のポイント
ブリッジの磨き残しが多い場所は次の3カ所です。
ていねいにブラッシングして下さい
 @ダミーの歯の下
 Aダミーの歯の両隣の歯の連結部
 B両隣の歯の被せものと歯肉の間

 歯間ブラシやフロス、ワンタフトブラシの併用が効果的です

 放置で新たなトラブルに
 「磨きにくいのであれば、ブリッジを装着しない方が良いのでは?」と考える方もいるのではないでしょうか。
 歯を失ったまま長く放置していると、見た目が悪いだけでなく、新たなトラブルの原因になります。歯が抜けたスペースに隣接する歯が傾倒したり、噛み合う相手の歯が伸びてしまうことが少なくありません。
放置は、連鎖的に歯が抜ける原因にもなります。早期の治療をおすすめします。

 ※保険でブリッジが行えるかどうかは、抜けた場所によって異なります。部分入れ歯の処置が必要になる場合もあります。
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2017年07月18日

No.403 白い歯っていいな

 食べるのに困らなくても、歯の黄ばみなどの変色は気になるものです。
変色の多くは、お茶やコーヒー、タバコのヤニなどの色素が歯に沈着することで起こります。
神経を抜いた歯やむし歯によるものもあります。まれに、歯の形成期に服用したテトラサイクリン系抗生物質の副作用が原因になることも。
【改善法】
 変色の改善方法は、原因によって異なります
色素沈着による場合は、歯を研磨して汚れを落とすだけでもある程度きれいになります
ただし、もとの歯の色以上に白くはなりません。
 色素沈着以外の原因には、歯を薬剤で白くする「ホワイトニング」や歯を削り充填物・技工物で修復する方法があります。
 近年、自分の歯をより白く見せるために、「ホワイトニング」を希望される方も増えています。
とはいえ、ホワイトニングも万能ではありません。
もとの歯の色や変色の原因によっては、さほど効果がみられないこともあります。
歯の色が気になる方は、気軽に歯科医師や歯科衛生士にご相談下さい
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月04日

No.402 食中毒予防によく噛もう

 夏場を迎えると、発生しやすくなる食中毒。原因の大半は細菌性のものです
よく噛んで食べることが、細菌性の食中毒予防に一役買うことをご存知でしょうか。

胃酸の力
 食品に付着した細菌が少量であれば、食べたからといって、必ずしも食中毒にかかるわけではありません。胃液は強酸性のため、殺菌作用があるからです。
コレラ菌でさえ胃液を1滴落とせばたちまち死滅するとも言われています。加えて、唾液そのものにも強い殺菌効果があります。
 ところが、何らかの理由で十分に殺菌されず、小腸に達すると、菌が増殖し、食中毒を起こすと考えられています。
 その原因の一つが、よく噛まずに飲み込んでしまうこと。
噛み砕かずに飲み込まれた食物は胃の中で胃液に十分に触れることができず、細菌が生き残ってしまうのです。
 もう一つは、胃の中の酸性度が低くなり殺菌効果が弱まる場合です。
 食事の時にお茶や水を多量に飲んだり、胃薬によって胃液の分泌が抑えられていると、細菌が死滅しないと考えられます。
 柔らかい食物が好まれるようになり、現代人は咀嚼回数が減っていると言われます。子どもたちが、給食のパンをちぎってスープにつけて食べたり、牛乳で流し込みながら食べるなど、よく噛まずに流し込む「水洗式咀嚼」も珍しくありません。むし歯が多いなど噛めない子どもほど流し込みがちに食べるそうです。
 歯を大切にし、食事中の水分摂取を減らしてよく噛むことを心がけたいですね。
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2017年06月17日

No.401 最近の歯ブラシ選び

 6カ月頃になると、そろそろ前歯が生えてきます。
この時期はガーゼを指に巻き付けて歯の表面をぬぐうのが一般的ですが、
ガーゼよりも効果的な商品も使われはじめています。
大人の指にはめる「ゆびっこ歯ブラシ」です。
喉をつく心配がなく、毛は柔らかいので口内を傷つけることもありません。
硬い歯ブラシは、口内や歯ぐき、エナメル質を傷つけやすいので、歯みがき嫌いの一因となります。

☆1歳半頃
 奥歯が生え始めます。自分で歯ブラシを持って磨く習慣をつける時期です。
持ちやすいデザインで、喉に刺さらないよう安全性を考慮したもので、楽しんで使うことができる歯ブラシを用意しましょう。
 持ち手が輪っかになっているベビー歯ブラシは握りやすく、おもちゃ感覚で歯みがきができ、仕上げみがきにも使用できます。

☆2〜3歳頃
 太めの持ち手が握りやすく、ヘッドは歯の2本分くらいの小さめで、柔らかめの細かい毛が密集したタイプを選ぶと、きれいにブラッシングができます。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 12:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月03日

400 唾液を出すために簡単にできることはありますか?


唾液分泌を促進する方法として唾液腺マッサージが有名ですが、
その他にも、お家でできる簡単な方法があります

・唇マッサージ

唇にたっぷりとリップクリームを塗り保湿した状態で行います。
上下の唇をそれぞれ3分割(左・中・右)して、1か所ずつ親指と人差し指でつまみ、
軽く伸ばしたり縮めたりそてストレッチを行いましょう

・舌回し運動

口を閉じて舌を歯ぐきにに沿わせ(左上→右上→右下→左下)と回していきます。
10回やったら反対周りで10セットを1回で行いましょう。

この2つは唇や顎の下の筋肉が鍛えられるうえ、唾液の分泌を促進する効果があり、
食べ物の消化や飲み込みを助けてくれます
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 14:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月17日

No.399 歯や顎に大きな負担をかける噛みしめ・歯ぎしり

 本来、上下の歯が接触するのは、食べ物を咀嚼する時と飲み込む時くらいで、
一日の接触時間は3分程度といわれています。
しかし、実際はほとんどの人が噛みしめ・歯ぎしりをしています。💦
一昔前までは「原因不明の無用な悪い癖」とひとくくりにされていましたが、
最近の研究では、必ずしも悪癖とは言えないことがわかっています。
 噛みしめ・歯ぎしりは日常のストレスや不安などによって引き起こされると言われており、
精神的な緊張状態や不安をやわらげる効果が指摘されています。
つまり、ストレスから体を守り、病気を未然に防ぐ作用があるということです。
 だからと言って、放置していいわけではありません❗
噛みしめ・歯ぎしりを放置すれば歯牙の摩耗や破折を引き起こし、象牙質知覚過敏症の原因となります。
とくに、睡眠中の歯の嚙み合わせでは、意識して噛む力の6倍もの力が歯に加わり、歯のみならず顎関節にまでダメージを与えることもあります歯根部が破折すれば、即抜歯につながるために警戒が必要です
 これを防ぐにはセルフコントロールしかありません。
精神的・肉体的なストレスをなるべく減らし、過緊張な状態をつくらないように努めましょう。身体に無理をかけず、睡眠時間を十分にとることが重要です💤。
また、唇を閉じ、上下の歯を合わせないようにして顔の筋肉の力を抜くトレーニングも効果的です。
 希望者には、就寝時に歯を守る装置として、マウスピースをお勧めしています。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 18:32| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする