2008年02月12日

「早寝・早起き・朝ごはん」国民運動

子どもたちの正しい生活リズムを地域全体で はぐくめる社会をつくろう!ひらめき

「早寝・早起き・朝ごはん」国民運動とは?
・望ましい基本的生活習慣を育成
・生活リズムの重要性を再認識
・地域ぐるみで支援するための環境整備
・学習意欲・体力・気力の向上を図るなど
地域社会、学校、家庭が一体となって、心身ともに健康な子どもたちの育成を目指します。

だいじな地域のコミュニケーション
・朝のゴミ拾い

健康なからだづくり
・夜は早めにおやすみ〜っ!
・しっかり朝ごはん
・ラジオ体操
・早朝親子ジョギング

心と体の安定!
・公園散策
・ウォーキング

創造力を育む
・芋掘り等の体験学習

想像力・表現力を身につけよう!
・読書 絵画

早寝!早起き!朝ごはん!で
生活リズムを整えようグッド(上向き矢印)ぴかぴか(新しい)

生活習慣は、子どもの学習意欲・体力・気力に大きな影響を与えています。わーい(嬉しい顔)
学習意欲・体力・気力を身につけるカギはもっと身近なところにあります。ひらめき
「子どもの基本的生活習慣」
@就学前の幼児における就寝時間
10時前に就寝・・・71%
10時以降に就寝・・29%
※ベネッセ教育研究開発センター「第3回幼児の生活アンケート」
首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)1.5〜6歳の幼児を持つ保護者2980名

A朝ごはんを食べないことがある小・中学生
小学生
食べないことがある・・・15%
毎日食べている・・・・・85%
中学生
食べないことがある・・・22%
毎日食べている・・・・・78%
※平成17年度文部科学省委嘱調査「義務教育に関する意識調査」
調査対象:全国の小中学生・保護者等 36000名

B毎日朝食をとる子どもほど、ペーパーテストの得点が高い傾向
国語
小5
必ずとる・・・・・・・・・・・・・・509点
たいていとる・・・・・・・・・・・・479点
とらないことが多い・・・・・・・・・453点
全く、または、ほとんどとらない・・・439点
中2
必ずとる・・・・・・・・・・・・・・511点
たいていとる・・・・・・・・・・・・482点
とらないことが多い・・・・・・・・・458点
全く、または、ほとんどとらない・・・452点

算数
小5
必ずとる・・・・・・・・・・・・・・510点
たいていとる・・・・・・・・・・・・476点
とらないことが多い・・・・・・・・・446点
全く、または、ほとんどとらない・・・434点

数学
中2
必ずとる・・・・・・・・・・・・・・514点
たいていとる・・・・・・・・・・・・476点
とらないことが多い・・・・・・・・・451点
全く、または、ほとんどとらない・・・447点

英語
中2
必ずとる・・・・・・・・・・・・・・513点
たいていとる・・・・・・・・・・・・477点
とらないことが多い・・・・・・・・・455点
全く、または、ほとんどとらない・・・450点
※国立教育政策研究所「平成15年度小・中学校教育課程実施状況調査」
調査対象:小学生 約21万1千人(小学5・6年生各約10万人)
中学生 約24万人 (各学年約8万人)

Cお手伝いをする子どもほど道徳観・正義感が身についている傾向
お手伝いをよくする
道徳観正義感がある・・・60%
まあまあある・・・・・・31%
ふつう・・・・・・・・・8%
あまりない・・・・・・・1%
ない・・・・・・・・・・0%

お手伝いをまあまあする
道徳観正義感がある・・・34%
まあまあある・・・・・・38%
ふつう・・・・・・・・・25%
あまりない・・・・・・・2%
ない・・・・・・・・・・1%

お手伝いをする
道徳観正義感がある・・・16%
まあまあある・・・・・・33%
ふつう・・・・・・・・・43%
あまりない・・・・・・・7%
ない・・・・・・・・・・1%

あまりしない
道徳観正義感がある・・・7%
まあまあある・・・・・・21%
ふつう・・・・・・・・・49%
あまりない・・・・・・・17%
ない・・・・・・・・・・6%

全くしない
道徳観正義感がある・・・4%
まあまあある・・・・・・12%
ふつう・・・・・・・・・43%
あまりない・・・・・・・26%
ない・・・・・・・・・・15%
※青少年教育活動研究会「子どもの体験活動等に関するアンケート調査報告書」(平成11年)
調査対象:小学2・4・6年生、中学生及びその保護者(回答児童生徒数11123人)
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 11:42| 食育関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月21日

子どもに見られるいくつもの「?コ・食?」

 最近、食育に関する書籍やサイトをみると、様々な項目で多種多様な「子どものコ食」という言葉を散見します目
そこで今回は「コ食」について少し調べてみましたレストラン

1)孤食
 1人で寂しい思いをして食べていることをいいます。
テレビを見ながら、ゲームをやりながら、などの食事をしていて、子どもが何を食べているのか両親どちらもわかっていないことが多いあせあせ(飛び散る汗)
あるデータによると、365×3=1095(1年の食事回数)のうち3〜8歳の子どもが共食をする回数は40年前が800回であったのに対し、現代では300回になっていると示されています。
3〜8歳の6年間をトータルすると4800回が1800回と3000回も減少している計算になりますバッド(下向き矢印)

2)個食
 家族団らんで食事はしているものの、食べているものが別々であるということをいいます。
お父さんはカレー、お母さんはスパゲティ、子どもはピザと家族バラバラ。
これを容認してしてしまうと子どもはわがままになってしまいますふらふら
家族みんなで同じ物を食べていれば子どもの好き嫌いもわかって、料理をする側は嫌いなものはすりつぶしたり、細かく刻んだりして食べられるように工夫をすることもできますexclamation
それにより子どもの栄養の偏りを改善する事もできるようになりますぴかぴか(新しい)

3)固食 
同じものしか食べないことをいいます。
たとえば、1週間も1ヶ月もピザばっかりとか、好きなものだけをずっと食べ続ける。
そうすると栄養が偏りますし、肥満やキレやすい性格を作る原因にもなりますがく〜(落胆した顔)

4)小食
 ご存じの通り、食が細くて食べる量が少ないことをいいます。
これと「固食」が一緒になるととんでもない事になりますどんっ(衝撃)
野菜などを一切摂らないことになり、食事のバランスが根本から崩れますたらーっ(汗)

5)粉食
 パン中心の小麦粉を使った主食を好んで食べることをいいます。
戦後パンが多くなりましたが、ご飯は7%ある水分がパンは4%しかないので、口の中でパサパサ、ゴソゴソする。
ですからあわせて摂る食事はするっと食べられるもの、油ものが多くなります。
カロリーもご飯の倍はあるので、カロリーオーバーになりがちですもうやだ〜(悲しい顔)

6)濃食
 味が濃い食品を好んで食べることをいいます。
調理済み加工食品は味がみんな濃い。
しかし手軽なので加工食品ばかりという家庭も多くなります。
ほっとしない味、やたらと濃い味ばかり食べてしまうと味覚がおかしくなってしまいますふらふら

7)戸(外)食
 ハンバーガーなどのように好きな場所で、また、歩きながらでも食事をするということをいいます。

8)混食
 和食だ、洋食だとこだわるのではなくトーストに納豆をのせるなどして食べることをいいます。
最近はこのような食におけるボーダレスが進んでいますひらめき

9)娯食
 楽しい仲間や雰囲気が大きな要素となっている食事のことをいいます。
しかし、栄養のバランスやカロリー摂取などに対して問題が起きる可能性があります。

10)五食
 文字通り一日五回食事をするということです。
塾通いなどで夜型の生活をすることで、朝、昼、夜の3食におやつと夜食をくわえて1日5食を摂る子どもが増えています。

11)子食
 お子様ランチのように、かわいい演出をねらった食事のことをいいます。

 このように、中にはこじつけのようなものもありますが、様々な「コ食」がいわれています。
そしてこれらをまとめていくと現代の子どもたちに求められているものがわかってきます。
それは、
*健全な食生活習慣の確立
*食べ物を選ぶ力
*味覚を育てる能力


 最後に食育フードコーディネーター吉岡久美子氏のホームページ(eat well)から、家庭でできる食育のポイントをいくつか紹介します。

本物の食べ物を知ろう
 旬の獲れたての魚や野菜の味、本物の調味料の味、だしの味を楽しみましょう。
素材本来のシンプルな料理でも充分極上の味が楽しめますぴかぴか(新しい)
そして、それを次世代に伝えていきましょうわーい(嬉しい顔)

和食を中心にした献立を
 ご飯を主食にした一汁三菜の献立は、自然と栄養バランスが整うので生活習慣病の予防にも効果的。
また、もし国民すべてが和食に切り替えると自給率も今よりかなりアップしますグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)

食べ物に感謝の気持ちを
 「いただきます」「ごちそうさま」食べ物を育ててくれた自然、生産者の方々、そして料理を作ってくれた人に感謝の気持ちを持つことが食育の基本ですぴかぴか(新しい)
食農体験もおすすめです。

家族で食卓を囲もう 
家族みんなが忙しい世の中。
家族で食卓を囲む回数も40年ほど前に比べると半分以下に減っています。

単にお腹を満たす以外に、栄養やマナーの伝承、心のつながりなど、思っている以上にいろいろな効果がありますexclamation×2

鹿児島県歯科医師会学校歯科部会発行
県学歯部会だより 第10号 より
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 12:32| 食育関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月08日

賢く食べていつまでも元気に

 近頃、「アンチエイジング」という言葉をよく聞きますが、ご存じでしょうかわーい(嬉しい顔)

従来の病気の治療から更に進めて、老化を抑え「いつまでも健康」を目指すという考え方ですぴかぴか(新しい)

 この重要な部分を毎日の食生活が担っています 15年かけて世界60地域を調べた「WHO国際共同研究」の結果は、日本の伝統的な食事こそ、まさに世界一の長寿食の理想に近いと結論付けていますひらめき

 塩分は減らし、コメ・魚・海草・野菜・大豆などに牛乳・乳製品を加えたもので、欧米の食事やファストフードをなるべく避けましょうexclamation

 次に、家族や仲間・友人と共に食事を楽しむことがとても大切です黒ハート

忙しい生活で毎食は難しいでしょうが、できる限り心掛けましょう。

特に朝食をきちんと食べることは体と心に大切です。

脳は体全体で使うエネルギーの2割を消費すると言われていますが、血液中のブドウ糖(血糖)を頼りに働きます。

寝ている間に血糖が消費され正常値(100mg/dl)より下がると、脳の働きが低下し事故を起こしてしまうので朝食抜きは禁物です。

「『キレる』に関する中高生の生活状況調査」によると「朝食抜き」中高生の「キレる」頻度が高いようですふらふら

 また、食物をよく噛んで素材の味をよく味わうことが大切です。ひらめき
食物を噛み砕いて消化を助けるためだけではありません。

子どもではよく噛む習慣をつけることが、脳や体の発育を促進します。グッド(上向き矢印)

よく噛むとむし歯や歯列不正にもなりにくく、丈夫な子どもに育ちます。

咬合力は訓練で変わるものなのですひらめきグッド(上向き矢印)

老人では、よく噛んで食べられる方には 寝たきりの方は少なく、認知症の予防にもなり、心や体にとって健康な暮らしの基礎となります。ハートたち(複数ハート)

 新春を迎えて、いつまでも若々しく元気な心身を作るスタートにしようではありませんかわーい(嬉しい顔)

何でもよく噛んでおいしく食べられますか。
どこか具合が良くなければ、まず歯医者さんに相談しましょう。わーい(嬉しい顔)モバQ
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 12:53| 食育関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月13日

食育と味覚形成

 学童期は食育を進める上で特に重要な時期に位置づけられていますexclamation
日本歯科医師会が刊行した「歯科関係者のための食育推進支援ガイド」をみますと、歯科からのアプローチでは特に口腔の形態的発育および機能発達の観点から咀嚼を中心にすえてその重要性が取り上げられています。

 一方約30年前に食育を学校教育に取り入れたフランスでは「味覚を目覚めさせる授業」として始まりました。
醸造学者のジャック・ピュイゼ氏が1974年から「感覚の目覚め」コースとして行われてきたものです。

 「味覚(五感)食教育」の体験を中心にした学習であり、「食のグローバル化」、「食の画一化」に対して、伝統的な食文化を見直し、教育に取り入れることで、食べる人の感性の喜びと持続した食の楽しみを運動としたものですひらめき
紀伊国屋書店より発刊されている「子どもの味覚を育てる−ピュイゼ・メソッドのすべて」に内容が詳しく解説されており、

・学童期の5〜12歳は味覚・嗜好形成において生理学的、心理学的に大きな影響を及ぼす時期
・食物の甘味、塩味は嗜好性が高い味であるのに対し、苦味、酸味は嫌われる味。そのため、食物の豊かな味覚を獲得するには、低年齢のときにこれらの味を食物の種類・調理などから学習、体験することが必要
・このような学習・体験が無いと、甘味や塩味の嗜好が強くなり、その後の食物、間食の嗜好や選択に影響する。味覚教育は、子どもの食の選択能力を高める意味でも重要。
といったことが述べられています。

 子どもは生まれた時から、必要な食べ物の味を知っているわけでなく、甘味と塩味以外の味は学習によって食べ物であることを認識するのです。
最もわかりやすい例は「野菜」の摂取ですexclamation
生野菜の味は主に「苦味、酸味」です。
苦味は毒の味であり、酸味は腐敗物の味です。
子どもがこのような味を嫌うのは「本能」のようなものです。
しかし野菜を摂取しないと体が出来ません。
そこでこれを加熱調理することで「苦味、酸味」をやわらげ、野菜自体が持つほのかな「甘み」を引き出すのです。
そして調味料として若干の塩味をつける。こうして子ども達は「野菜」を食べ物として認識します。

 甘味・塩味は嗜好性の強い味なので、小さいうちからこれらの味に慣れてしまうと、温野菜のほのかな甘みなど感じることが出来ずに「野菜嫌い」の子どもになったり、「平板な味覚」しか持たない子どもになったりするのですふらふら

 ところで、学校歯科健康診断時の留意事項に「児童虐待及び軽度発達障害の早期発見」が目的として追加されました。
これは、むし歯、歯周病などのハイリスクの児童生徒の中に、虐待を受けている児童生徒が含まれている可能性があるからです。
すなわち、保護者により養育放棄を受けているいわゆるネグレクトの児童生徒は、ファーストフードや間食類、市販飲料類などの頻繁な摂取といった、食生活の非常な偏り(これらの食品は一般の食品に比べ嗜好性が強い、すなわち甘味や塩味が強くなっているのが特徴で、習慣的に摂取するようになります)によって口腔環境が悪くなり、う蝕や歯周病といった歯・口腔疾患が発生しやすいのです。

 養育放棄を受けている児童生徒に食生活の非常な偏りが見られると述べましたが、これはネグレクトの児童生徒に限ったことではありません。
親の労働環境の変化や子どもの塾通いといった生活様式の急激な変化によって、家族が食卓を囲まない「孤食」「個食」やファーストフードに代表される「食のグローバル化」、「食の画一化」が進みつつあります。
この問題は日本だけでなく、世界的な問題となっており、現にアメリカをはじめとした先進国においては、実際に健康を害し、手術を受けなければならない子どももいるようですたらーっ(汗)

 健康な歯と口を作るためには、まずは食生活が基本にあります。
いままでのむし歯予防を考え直したとき、一方的に「甘いものを食べるな・飲むな」と指導していなかったでしょうか。
これからの指導は「選んで食べよう・考えて飲もう」ですぴかぴか(新しい)
そのためには、子どもの味覚が正常に発達した上で、適切な食生活ができるような食の教育、すなわち「食育」が重要となってくるのです。

 児童・生徒の健康つくり・食育のサポートは、学校と地域そして家庭が担います。
学校は教師と学校歯科医の指導・助言、地域は「かかりつけ歯科医」の事後処置、家庭も健診などの結果をもとにした家庭教育。
この3つのグループが組んでやっと児童生徒の口の中の健康のサポートが可能となりますわーい(嬉しい顔)

参考文献
子どもの味覚を育てる
ピュイゼ・メソッドのすべて 紀伊国屋書店
おいしいハンバーガーのこわい話 草思社

平成19年度 鹿児島県歯科医師会健康セミナー
日時 平成20年2月9日(土)14:00〜16:00(受付開始13:30〜)
会場 鹿児島県歯科医師会館5皆大ホール
   参加費無料
講師 四元 みか先生(鹿児島県歯科医師会会員 よつもと矯正歯科)
演題 「口の機能の発達から見た食育−食と子どもの口育て−」

鹿児島県歯科医師会学校歯科部会発行
県学歯部会だより 第9号 より
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 16:16| 食育関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月15日

最初の食べ物は母乳

 小学生や中学生の保護者は、すでに母乳を与える時期を過ぎている方がほとんどでしょうが、あえて母乳の話をするのは、子どもが最初に口にする食べ物であり、しっかり認識しておくことが食育の第一歩だと考えるからですexclamation×2

 さて、皆さんは自分の子どもにいつくらいまで母乳をあげていたでしょうか。
厚生労働省は、2002年から母子手帳の『1歳で断乳』という項目をはずし、1歳半を過ぎても母乳をたっぷりあげましょうと言っていますひらめき
無理に乳離れをすることはないという見解です。
母乳は栄養成分的に赤ちゃんの体に良いというだけでなく、心と心をつなぐものとして大事な役割を果たしていますぴかぴか(新しい)
乳房は温かい皮膚。
皮膚と皮膚がくっつくと、母子両方の脳にも暖かいものが伝わりますわーい(嬉しい顔)
生後10ヶ月から離乳食を食べ始めるからもう断乳、というように機械的に考える人も少なくありませんが、本当はその後も母乳をあげて良いのです。
WHO(世界保健機関)では2歳かそれ以上までの授乳を推奨していますひらめき

 ユニセフとWHOは『母乳育児推進の為の10ヶ条』を提言し、これを推奨する病院を『ベビーフレンドリーホスピタル』といい、『ベビーフレンドリーホスピタル憲章』というものを制定しています。
日本ではまだ25ヶ所ほどですが、徐々に増えてきていますグッド(上向き矢印)

 赤ちゃんは乳首を吸い母乳を飲むことにより、正しい嚥下(飲み込む)サイクルができます。
母乳が出ないからとか、赤ちゃんが吸えないからといって母乳を与えることをあきらめて、早期に人工栄養に切り換えたりすると、摂食に関わる筋肉の使い方がうまく発育せず、いわゆる発達段階における正しい嚥下(飲み込み)機能や咀嚼筋の筋力を身につけることが出来ず、そのことが例えば悪い歯並びにもつながります。

 ユニセフとWHOはできれば2年、最低でも6ヶ月間は完全母乳をあげましょうと勧告をしていますexclamation
歯は、平均すると生後6ヶ月で生えてきて、このことが、胃腸に母乳以外のものを噛んで吸収する準備ができたというサイン。
言い換えれば、それまでは吸収できないということで、赤ちゃんの胃腸に最も優しい母乳をあげようというわけです。
赤ちゃんの胃腸は、まだ母乳以外を消化吸収して成分調節する機能ができていないのですから、本来は生後6ヶ月以前の歯が生えていないころから、果汁、重湯、味噌汁など、母乳以外のものを与える必要はないのです。

 ところで母乳と粉ミルクの違いはご存じでしょうか。
母親の食べたものが血液となり、その一部が『母乳』になります。
粉ミルクの場合は『牛のお乳』で、もとをただせば牛の血液ということになります。
極寒の北極の海で生きるアザラシは、生き抜くためにとても脂肪分の多いお乳を与えます。
もし『アザラシお乳』が人間の赤ちゃんの粉ミルクだったらどうでしょう。
明らかに脂肪過多で大変なことになります。
母乳はその生き物の特性に合うようにうまくできていますぴかぴか(新しい)
アザラシの赤ちゃんにはアザラシの母乳がいちばん、牛の赤ちゃんには牛の母乳がいちばん、そして人の赤ちゃんには、やっぱりひとの母乳がいちばんなのですわーい(嬉しい顔)

 人の母乳には、粉ミルクにはないアルファ・リノレン酸(体内に吸収されると良質な脂肪酸に代わり、余分な油分を分解し、アレルギー抑制の働きもあると言われている)があります。
また0-157に罹患した母親の血液中の抗体は3〜4ヶ月で消失していくが、母乳中の抗体は7ヶ月まで残存しているという報告があります。
これは赤ちゃんに対して絶対守ってみせるという神秘的なメッセージですキスマーク
まさに、神秘で、乳房中では、計り知れないメカニズムが働いています。
未熟児には、未熟児に一番適した母乳が分泌されます。
つまり自分の子にぴったりの母乳を分泌させられるのは、その子どもの母親しかいないのです。
しかし、だからといって、粉ミルクで育った子どもが不幸だと言っているわけではありません。
中にはどうしても母乳がでない、母乳を与えることができないお母さんもおられます。
その場合は次のベストの選択として粉ミルクを飲ませるということで良いのですわーい(嬉しい顔)

 母乳育児支援の世界的組織『国際認定ラクテーションコンサルタント協会』などによると、本当に母乳が出ない人は2万人に1人という説があり、日本では、母乳と粉ミルクの比率はずいぶんとかけ離れているようです。
粉ミルクを選択している人の中には、病院のシステムに原因があり、母子別室となっていたため母乳をあげられず、退院後も粉ミルクになってしまった人もいるでしょうが、ただ安易に『粉ミルクの方が誰でも授乳でき楽だから』とか『科学的に作られた粉ミルクの方が栄養バランスがいいから』と誤った理由で母乳をあげていない場合は問題ですふらふら

 ノルウェー、スウェーデン、デンマークの北欧3カ国では、粉ミルクのポスターは1枚もなく、国民は、粉ミルクがどうしても母乳が出ない時の『薬』として認識しています。
多くの先進国では、その赤ちゃんの細胞分裂や、胃腸のできなど、赤ちゃんに飲ませるのは全てを担った母体から生まれたオーダーメードフードである母乳に勝るものはないという考え方が根付いていますexclamation×2

 ところで、母乳の安全性を考えるとき、環境問題は避けては通れません。
例えば、ダイオキシンは水には溶けにくいのですが、脂肪には溶けやすいので、体内で主に脂肪に蓄積し、母乳中のダイオキシンはかなり高濃度となってしまいますがく〜(落胆した顔)
ダイオキシン汚染が母乳中のダイオキシン濃度にどのような影響を与えているか知る必要があります。
現在の母乳中のダイオキシン量は、20年前の半分の量で、特に心配することはないといわれています。
ただ、乳児が母乳から摂取するダイオキシン類の量は、成人の耐容1日摂取量の6〜7倍といわれ、また、胎児への影響について、いまだ十分に解明されていないことも知っておく必要があります。
先日、新聞に母乳中に新種の汚染物質、PCBに似た臭素系化合物が発見されたと掲載されました。
母乳は乳児(すべての生き物を含む)の最良の食です。
だからこそ今、私たちみんなが、環境問題も含め、食について真剣に考える必要があり、また十分に研究する必要があると言えますexclamation

参考文献
東邦大学医学部教授 多田 裕
『母乳の安全性について』

聖マリア病院母子総合医療センター 橋本 武夫
『ダイオキシンと母乳』

大葉 ナナコ
『いのちはどこからきたの?』

鹿児島県歯科医師会学校歯科部会発行
県学歯部会だより 第7号より
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 13:17| 食育関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月10日

“朝食をしっかり取ることは本当に大事”早寝 早起き 朝ごはんの習慣を身につけましょうAB

A●「夜型生活」に問題ありexclamation
 キレる子ども・やる気のない子ども、の多くが「夜型で、朝食を食べない」生活をしているそうです。
お腹が空いているときや睡眠不足のときは、誰もがイライラしやすく、やる気がでないものですあせあせ(飛び散る汗)
また、本来、人間の「体内リズム」はお日様が昇っている時間は活動、沈んでいる時間は休息というようにできているため、夜型生活をしていると、低体温、低血圧など、からだにもさまざまな影響が出てしまいますがく〜(落胆した顔)
子どものうちからできるだけ体内リズムとのズレの少ない生活リズムを身につけるように心がけたいものですひらめき

●子供の「夜型生活」を直すための工夫
・寝る時間を決め(小学生なら遅くとも10時までに)、守らせる。
・寝るまでの手順を決め、心身ともに寝る準備をさせる。
→ぬるめのお風呂に入る。明日の準備をする。「おやすみなさい」とあいさつを交わすなど。
・眠りやすい環境をつくる。→テレビなどを一度切る。音を小さくする。


B★バランスのよい朝食をとるために
まずは「何か食べる・飲む」習慣をひらめき
 食欲のない子どもは、前日の夜に問題がある?
夕食が遅かったり寝る前に何か食べたので?寝る前の2時間くらいはお茶を飲む程度にして、睡眠中は胃腸を休ませましょうぴかぴか(新しい)
(※寝る前に飲食しないことは、むし歯予防にも最適)朝起きたら、カーテンを開けて日の光を浴び、水を飲んだりシャワーを浴びたり軽い体操などをして、からだを起こしましょうわーい(嬉しい顔)

 食べる時間の確保のためにも子どもは、今よりも30分早く起きる。
早寝早起きは生活のリズムや健康の基本exclamation夜型より朝型にしたほうが勉強も効率アップexclamation

 食べるものが用意されていない子どもは、自分で作るexclamation×2
誰でも自分の食べるものくらい簡単なものを準備し作れた方がいい食の生活技術を身につけるexclamation

主食+おかずの朝食から
ご飯+みそ汁・ご飯+納豆・ご飯+昨日の残りのおかず・パン+卵やハムなど
簡単に用意できるものを食べることから始めるグッド(上向き矢印)
参考文献
「家族みんなで楽・らく食育」
NPO法人 みんなの食育 編・著

鹿児島県歯科医師会学校歯科部会発行
県学歯部会だより 第6号より
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 12:16| 食育関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月09日

“朝食をしっかり取ることは本当に大事”早寝 早起き 朝ご飯の習慣を身につけましょう@

『朝食抜き』子供の理由ベスト3exclamation
@「食欲がない」
  夕食を食べる時間が遅かったり、夕食後に菓子類や夜食を食べたりするために、朝は食欲がない
A「時間がない」
  起きるのが遅く、朝食をとる時間がない
B「準備されていない」
  大人が朝食を食べない生活をしているために、朝食が準備されていない

朝食は、からだへの目覚まし時計です時計
*朝食はからだ全体に一日のスタートを知らせてくれるものです晴れ
*もし朝食を食べなかったら、からだはうまく起きることができませんふらふら
*学校に登校しても、午前中ぼんやりしてしまうのはそのせいなのです目

★朝食を食べないと→→勉強や心身に影響がでますひらめき
・脳を働かせるエネルギー不足→イライラする、集中力がない。やる気が出ない、記憶力低下。
・活動に必要なエネルギー不足→元気が出ない、からだがだるい。
 (体温が上がらない)
  貧血・頭痛・腹痛・便秘を起こしやすい。
   習慣化すると
体力・免疫力も低下、基礎代謝が下がる。
脂肪が分解されにくくなり肥満になる。
疲れやすく、生活習慣病になりやすいからだになる。

参考文献
 「家族みんなで楽・らく食育」
 NPO法人 みんなの食育 編・著

鹿児島県歯科医師会学校歯科部会発行
県学歯部会だより第6号より
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 09:42| 食育関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月06日

食事と脳の関係DE

Dよくかみしめて味わうことで、人間らしい豊かな心が育つ

 スピード優先の現代、子供たちに「よく噛む」習慣をつけることが大切ですexclamation
なぜなら噛むことと脳の働きはとても関わりが深いからひらめき
咀嚼は、栄養分の消化や吸収をうながすだけでなく、健全な精神や脳を育む役割もあるのですぴかぴか(新しい)
たとえば、最初は面倒でも、我慢して噛むうちに、甘い・辛い以外の微妙な味わう心がわかるようになりますわーい(嬉しい顔)
また、体調もよくなりますグッド(上向き矢印)
この体験から「おいしさや体調の良さを得るには、よく噛んだほうがいいんだ」と実感できれば、子供にとって噛む事は「がまん」ではなく「習慣」になりまするんるん
この体験を通して、「より大きな喜びのためには、がまんも必要である」ということを無意識に学ぶことができるのですexclamation×2
また、よく噛む習慣は、自分で物事をしっかり考えられる、人間らしい脳を育てます目
反対に良く噛まないと、がまんのできない幼稚な脳をつくる危険性がありますあせあせ(飛び散る汗)
「かみしめて味わう」という言葉のように、噛むことは人間の感性や思考を深める重要な要素かわいい
ぜひ子供たちには「早く食べなさい」ではなく、「よく噛んで食べようね」と声をかけてあげてください。わーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)


E何を、だれと、どのように食べるか、

 現在、一家団らんの食生活は消え去り、食事を一人で食べるようになりましたふらふら
そのため昔の家庭内教育の躾というものがなくなりましたたらーっ(汗)
ある新聞のデータによると、家でみんなでしゃべりながら、ご飯を食べている子供は、外へ行ってもあいさつをするということがわかりましたexclamation
何を食べるかというと、旬のものを食べるということが大事なことですレストラン
いろいろな作物を私たちは土からいただいています。
海から生まれた命は、土が生んだいろいろな作物を口にしてきたわけです目
そして、精神的には土がつくるいろいろな風景によって私たちの心は癒されるわけですぴかぴか(新しい)
土というのは私たちを生んでくれた母体ですひらめき
それが乱されているということを子供たちが感じるということが大事ですexclamation


参考図書
京都大学名誉教授・大島 清 著
「ちょっと気になる脳と歯のハナシ」から

鹿児島県歯科医師会学校歯科会発行
県学歯部会だより 第5号より
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:50| 食育関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月24日

食事と脳の関係BC

B食事をよくかんで味わえば脳を活性化させる脳内物質が分泌される

 すばらしい景色を見たり、スポーツをしている時など、快い刺激を受けたとき、脳を活性化させるために必要とさせる、健全な脳内麻薬物質のベーター・エンドルフィンが分泌され、前頭連合野に働き、人は快感を感じることができますぴかぴか(新しい)
前頭連合野とは意欲や創造性など最も人間らしい活動を担う部位であり、ここが活性化してこそ、人は楽しく味わい深い人生を送ることができるのですわーい(嬉しい顔)
それでは、ベーター・エンドルフィンを分泌させるにはどうしたら良いのでしょうか?難しいことではありませんるんるん
よく噛み、五感を駆使して味わいながら食事をするだけでもベーター・エンドルフィンは分泌しますひらめき
料理を目で楽しみ、匂い、味、食感を楽しみながら、よく味わって食べることによって生まれる「おいしい!」という気持ちが快感となるのですぴかぴか(新しい)
柔らかいものを丸呑みし、時間に追われてかきこむだけの食事では、こうした感動を得られず、ベーター・エンドルフィンが分泌されることはありませんふらふら
豊かな人生は、豊かな食生活から始まるといっても過言ではないでしょうexclamation


C食事が子供の脳を育てる

 脳に与えられる情報には、五感刺激のほかに運動刺激があります目
運動刺激とは、触れたり身体を動かすことによって得るものですひらめき
この運動刺激のうち、脳は50%という最も多くの情報を顎から受けていますexclamation
私たちの祖先である猿人の脳は、ある時期を境に飛躍的に成長を遂げましたグッド(上向き矢印)
これは、噛みちぎって飲み込むだけの食事から、火で調理したものを顎を使ってしっかり咀嚼する食事へと変化したからだと考えられますぴかぴか(新しい)
その後、言葉を話すようになってさらに発達していきましたexclamation×2
実は言葉を話すために必要な脳進化の基礎を作り上げたのは咀嚼だったのです目
ところが、よく噛んで食べる習慣は大人になってからでは身に付きませんたらーっ(汗)
子供の頃にしっかりと習慣づけておくことが大切なのですぴかぴか(新しい)
アゴからの情報だけでなく、食事をするときに目で楽しみ、においをかぎ、舌で味わうことによっても脳は刺激されます。
このように食事は子供の脳を育てるのに重要な役割を果たすものなのですレストラン
だからこそ、毎日の食事を作る人は、多用な味、食感のあるもの、旬の素材をかみごたえのある大きさ・固さで食べさせるように心がけてほしいものですわーい(嬉しい顔)
そして、何よりも家族そろって食事をすることが基本ですぴかぴか(新しい)
会話を楽しみながら、ゆっくりと時間をかけてよく噛んで食事をしてこそ“おいしい”と感じるし、脳は刺激を受けるのですわーい(嬉しい顔)るんるん

鹿児島県歯科医師会学校歯科会発行
県学歯部会だより 第5号より
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 14:49| 食育関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月16日

食事と脳との関係@A

子どもたちの生活習慣が乱れがちな夏休み晴れ
夏休みが規則正しい生活で過ごせるように御指導お願いしますexclamation×2

人は食事をとる事で生活していますひらめき考えてみれば当たり前ですが、摂取する物の影響を直接受けるわけです目そこで食事と脳との関係について考えてみたいと思いますexclamation


@脳のゴールデンタイムは朝食後の1〜2時間後にやってくる

 脳の活動にとって朝食は欠かせませんレストラン脳のパワーが全開になるのは、食事をした1〜2時間後からひらめき
特に朝は睡眠で身体の疲れも回復しており、それに食後の要素が加われば、まさにこの時間帯こそ脳のゴールデンタイムぴかぴか(新しい)
食事で血液中のブドウ糖値が高くなると、腸内と脊髄で作られたホルモン(CCK,FGFなど)が脳内に放出されます目
これらが記憶や学習に関係する大脳皮質、海馬、視床下部を刺激して記憶力や学習効果を高めるのですグッド(上向き矢印)
特に朝食が重要なのは、眠っている間の脳がエネルギーを摂取できないためひらめき
朝のはブドウ糖を使い切ってスタミナ不足たらーっ(汗)朝食は空腹状態の脳にエネルギーを補給する大切な役割があるわけです。
何よりも大切なのはよくかむことexclamation×2
脳を活性化するホルモンが咀嚼によって分泌され、脳を理想的なスタンバイ状態にしてくれますわーい(嬉しい顔)
よくかむためには、食事環境も大切な条件ひらめき
テレビを見ながら一人で黙々と食べる朝食では、時間をかけずに流し込んでしまいがちですふらふら
元気でよく働く脳をつくるためにも、ご家族でゆっくり朝食を楽しむ事を習慣づけましょうわーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)



A不快な体験をする事も脳の発達には大切ぴかぴか(新しい)

 子供の脳は、視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚という五感を介しての刺激を受けて発達していきますexclamation
この五感刺激とは、心地よい物だけではありませんexclamation
例えば、汗だくになって遊ぶ、転んで痛い思いをする、泥遊びでドロドロになる、といった不快な体験も、脳を鍛えるために必要な刺激なのですわーい(嬉しい顔)
 世の中には危険な事、嫌なこともたくさんありますふらふら
しかし、幼い時に不快な体験をしていない人は、人生において起こるさまざまな出来事に対応できなくなってしまいますあせあせ(飛び散る汗)
人間の脳は、快・不快の両方の刺激をバランスよく受けてこそ発達し、人間らしい情緒が育っていくのですぴかぴか(新しい)
バランスのよい刺激を受けるためには、毎日の食事にも気をつけたいもの目
甘い、やわらかい、ツルツルといった子供が喜ぶものだけを与えていませんか。
苦い、酸っぱい、固い、ヌルヌル、ザラザラ、ベタベタしたものなど、時には子供の苦手なものを与える事も必要です手(グー)

鹿児島県歯科医師会学校歯科部会発行
県学歯部会だより第5号より
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:45| 食育関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月19日

お口は閉じて

 鼻で息ができるのに、アデノイドなどで口で呼吸するのが癖になっている子どもは、歯や歯垢、舌が常に乾燥した状態になりますふらふら
すると歯についた歯垢は歯の表面で乾燥してこびりつき、それがむし歯や歯ぐきが腫れる歯肉炎、口臭の原因となりますがく〜(落胆した顔)
また、唇の乾燥でひび割れて出血し上唇の緊張がなくなることで、上顎前突
(出っ歯)の原因にもなりますどんっ(衝撃)
 唇を鍛えるには、食品をしっかりと噛んで食べることひらめきひらめき
特に前歯で噛みきる少し大きめの食品をしっかり食べたり、力強いブクブクうがいや、外で元気に飛んだり跳ねたり運動をすると、奥歯や唇に力が加わり口が鍛えられますわーい(嬉しい顔)るんるん
テレビやゲームに長時間向かっている子どもは要注意ですexclamation×2
猫背で顔を上げた状態が続くと、口が開き習慣化しやすいですたらーっ(汗)
 鼻呼吸の訓練にはハミングも有効でするんるん
花粉症の季節には鼻炎や鼻づまりで口呼吸になれば、“ぬれマスク(マスクに水を少しスプレーする)”が呼吸を楽にしますわーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 10:13| 食育関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月10日

そしゃく能力〜栄養摂取の量にも影響〜

 そしゃくする能力と栄養摂取には深い関係があるようです目
 東京都老人総合研究所の行った調査によると、そしゃく能力が低い人は、高い人に比べて緑黄色野菜以外の野菜や乳製品、豆類、肉類、卵類、油脂類の摂取量が少なく、逆に砂糖・菓子類の摂取が増え、結果としてビタミンや鉄分、カルシウム、脂質、タンパク質、エネルギーのすべての栄養摂取量が減少してくるそうですあせあせ(飛び散る汗)
 うまくかめないと、食べられる物の種類が減り、結果として柔らかい物、高カロリーの物を中心とした食生活に変化するのでしょうがく〜(落胆した顔)
 そしゃく能力低下の主な原因としては、まず歯周病で歯が動揺している場合、そして義歯を作っても使っていない、または義歯が合わなくてよくかめない場合などが考えられますたらーっ(汗)長年うまくそしゃくできていない場合、かむ筋肉自体の筋力が低下している可能性もありますふらふら
 食べることは人生の楽しみのひとつでもありますから、何でもおいしく食べられて、いつまでも元気でいたいものですわーい(嬉しい顔)ひらめき
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 10:59| 食育関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月09日

食育

 食を通して人の健康わーい(嬉しい顔)を考える場合、一つ目はよく咀嚼(そしゃく)できるということで、それには健康な口と歯がなくてはなりません。二つ目はどんな食材・食品が安全か危険かを選んだ上目で、よい食材を適量食べること。そして三つ目が、食の場を大切にすることだと思いますぴかぴか(新しい)
 近頃「かわいい家庭での食育かわいい」という言葉をよく耳にします。食育は食の場いわゆる「だんらん」で、人ははぐくまれるのだということを意味します。
 朝食と夕食を家族そろって食べる家庭は現在、半分以下だそうですもうやだ〜(悲しい顔)。親の仕事や子どもの塾通いなど食の時間を共有できない家庭が増えています。
 家族のだんらんは人間が最初につくる社会最小の単位です。生活時間の規則性や姿勢、座り方のほか、はしの持ち方使い方、茶碗の置く場所、そして「いただきます」に始まり「ごちそうさま」で終わるあいさつ。だんらんを通じたしつけは多くありますひらめき。だんらんはただ栄養補給だけの場ではなく、ルールや社会性を身につける大切な場だということを忘れてはなりませんぴかぴか(新しい)
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 09:55| 食育関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月18日

ペットボトル症候群

皆さん「ペットボトル症候群」という名前は聞いたことがあると思いますexclamation&question
 糖分の多い清涼飲料水やスポーツドリンクを日常的に何本も飲んでいる人が、「低血糖症」という病気にかかっていることが多いのですexclamation
 血糖の低下により攻撃ホルモンと呼ばれる「アドレナリン」や「ノルアドレナリン」といった物質が分泌されます。どんっ(衝撃)
その結果、怒り・敵意・暴力的な感情と、恐怖感・自殺観念・不安感といった感情が起こるのですexclamation
食後2時間くらいで「キレる」「暴れ出す」・・・そんな症状のある方は「低血糖症」を疑ってみた方がよいかもしれません目

毎日朝から晩までの間、何を食べていますか?
何本もジュースを飲んだり甘いものを食べすぎていませんか?

問題のあると感じる人は、まず改善してみましょうわーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 06:38| 食育関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月31日

味覚障害の予防

 味覚は甘味、酸味、塩味、苦み、うま味の5種類ですが、食材の香りや食感、温度、色などにも影響されます、味物質は唾液(だえき)に溶けてから、舌をはじめ口の中の粘膜にある味細胞を介して脳に伝わり、認識されます。exclamation
食事の時に「味がない」「味がいつもより薄い」と感じたら味覚障害の疑いもうやだ〜(悲しい顔)があります。濃い味付けを好むようになり、塩分の取りすぎ等で生活習慣病につながることもあるので注意が必要です。薬の副作用といったことが原因になります。
 高齢者の味覚障害は加齢による味細胞や唾液の減少、義歯でよくかめない場合、薬の副作用といったことが原因になります。目味細胞の新陳代謝には魚介類や豆類、乳製品などに含まれる微量の亜鉛ひらめきが不可欠ですが、若い世代は欠乏を指摘される人が増えています。
 味覚障害の予防にはよくかめる健康な歯と歯茎を保ち、歯ブラシによる適度な粘膜刺激や栄養のバランスのよい食生活が大切です。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:55| 食育関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月11日

赤ちゃんの味覚

 味には甘味・酸味・塩味・苦味・旨味の五つの基本味があります。新生児は出生直後から反射的に弁別できると言われています 
 甘味はエネルギー源、旨味はタンパク質の指標となるので本能的にこれを嗜好しまするんるん酸味や苦味は有害物質の信号となり、赤ちゃんは受け入れませんモバQこの味覚反射は3〜5ヶ月で減退し、味覚は随意的な感覚機能として発達します。たとえば酸味と甘味と合わせて「甘酸っぱい」味として受け入れられ、温度、香りや触感を合わせて体験することで味覚の世界は洗練され、食べる楽しみや味わいといった摂食行動の重要な要素が形成されます。
 生まれてきたときにむし歯菌はいないので口腔内の管理をがんばってよい歯で、よく噛み、よいからだに育ててくださいかわいい
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 09:42| 食育関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月24日

ミルクと母乳はむし歯の原因になるの?

 「ミルクを飲んだまま寝てしまうのですが、むし歯になる?」と訊かれます。
結論から言うと、ミルクや母乳そのものだけでは、むし歯になることはまず ないと言えます。ミルクの中の乳糖は通常の食事でとる糖分の中では「低う蝕誘発性である」と証明されているそうです。更に歯のエナメル質が溶けるのを防ぐCa(カルシウム)やP(リン)、そしてエナメル質に吸収し易いタンパク質を多く含んでいることから、むし歯に対して抑制的であるとのこと…。
 かわって母乳中の乳糖は若干牛乳に比べると歯垢のPhを下げるなどむし歯を誘発し易いようですが砂糖と比べるとはるかに低い!!ので、このことからミルクや母乳そのものだけではむし歯はおこらず日中の食生活の方を見直す必要があります。
 できれば寝る前には何も口にしないのが理想的ですがね!
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 09:00| 食育関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月07日

3時のおやつ お菓子に限らない!

おやつ=お菓子と思われている方はたくさんいらっしゃるのでは?まだ胃の小さいお子様には3度の食事で得られない栄養を補うということでおやつは必要ですレストラン
歯のことや栄養のことも考え、できるだけ自然のものを食べさせてあげたいものですねわーい(嬉しい顔)
果物の甘みは(果糖)比較的虫歯菌の喜ばない糖です。
野菜はサツマイモ、ジャガイモ、トウモロコシをふかしたり、焼いたりする。
乳製品は牛乳、ヨーグルト、チーズなど。
手作りケーキやほっとケーキの種の中ににんじんをすり下ろしたり、リンゴを入れてみたりして甘みを工夫。
おにぎり、餅、たこ焼き、せんべい、するめ、乾燥いも、豆類、小魚など。
最後にお好み焼きや焼きそばなどには、野菜やエビなどたっぷり入れてあげましょう。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 16:44| 食育関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする