2017年10月16日

No.409 Q:歯がしみるのはなぜ?

A:歯がしみるのは、歯の象牙質が露出して神経が刺激されるからです
主な原因は歯周病などで歯肉が下がることですが、それ以外でもしみるケースはあります。


 その一つは、噛み合わせや歯ぎしりで部分的に負担がかかり、歯の根元付近でくさび状の切れ込み(欠損)が出来ることです
 ほかにも、ブラッシングで力を入れすぎたり、研磨剤入りの歯磨き粉で磨きすぎたりすると、歯の表面のエナメル質が削られ象牙質が露出してしまいます
酸性食品の過剰摂取によってエナメル質が溶ける「酸蝕歯」もしみる原因になります

 歯がしみる方は、歯科医院で診て原因を診断してもらいましょう
プラスチック修復やマウスピースの装着が必要な場合もあれば、ブラッシングを見直せば済むこともあります
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 16:46| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月03日

No.408 舌ブラシ


 歯みがきは毎日していると思います。歯だけではなく、舌にも汚れが付くことをご存知ですか?

 健康な舌であっても少し白くなっています。この白い汚れを『舌の苔』と書いて『舌苔(ぜったい)』と言います。舌苔がべったり付きすぎていると口臭の原因になります。
 舌を清潔に保てるように、舌専用ブラシの使用方法や注意点を紹介します。

 まずは、舌の奥の方にまで舌苔が付いているか鏡で確認してください。
舌ブラシを舌の奥から手前にこすります。この時、舌ブラシをゴシゴシ前後に動かさないように注意してください。必ず奥から手前に動かします。
力を入れず、軽く当て、3〜5回を目安に動かしてください。こすり過ぎると舌を傷付けてしまうので注意してください。

 気になりだすと1日に何度もしたくなると思いますが、舌のお掃除は1日1回程度にしてくださいね
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 11:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月19日

No.407 妊娠中の歯の治療

 妊娠している方から、
「お腹の赤ちゃんに影響はありませんか?」とよく質問を受けます
特に麻酔やレントゲン撮影に不安を覚える方が少なくありません。
基本的に歯科治療は問題ありませんので安心して下さい
 歯科治療に使う麻酔は全身麻酔ではなく、局所麻酔です。
治療する歯の周辺にしか麻酔液は停滞せず、胎内には届きません
麻酔なしで我慢して治療すると、痛みのストレスでかえって母体や胎児に悪影響を与えてしまいます
 歯のレントゲン撮影はお腹から離れていることに加え、放射線量は限りなく微弱です。
赤ちゃんへの被曝の影響は全く無いに等しいことが分かっています。
 妊娠するといろいろなことが心配になると思います。
治療を控えて痛みを我慢したり、
食事ができなくなったりすると悪影響を及ぼす場合もあります
また、歯周病を放置すると早産や低体重児出産のリスクが高まることが指摘されています。
 歯が痛くなったら受診し、そのうえで治療の必要性や時期を考えましょう
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 12:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月08日

No.406 道具に頼らないで

 お口のクリーニングで来院した患者さんの口の中を見ると、歯石やプラークがべったり。
鏡で見てもらい、どこに汚れが付着しているかを説明すると、
「電動ハブラシを使っているのに何で?」と目を丸くしていました。
電動歯ブラシは手を細かく動かす必要がなく、
歯面に毛先を直角に当てるだけで清掃することが出来ます。
しかし、ブラシがきちんと歯面に当たっていなければ汚れは取れません。
基本的には手用・電動とも清掃効果に大きな差はなく、
大切なのは一本ずつ丁寧に磨くことです。
患者さんに歯ブラシの当て方や動かし方をアドバイスすると、
「電動を良いことに磨き方が雑になっていました。今日からブラッシングを見直します」と改心した様子。
道具に頼らずにしっかり磨いてくださいね。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 18:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月02日

No.406 味覚に6番目のニューフェイス?

 これまで味覚の種類は、「甘味」、「塩味」、「苦味」、「酸味」の4基本味とされてきました。
7年前に「旨味」が追加され、5基本味になりました。
 ところが最近、新たに6番目の味覚が発見されたらしいのです。
その味覚は「でんぷん味」と名付けられました。
 「でんぷん味」とはどんな「お味」なんでしょうか?
研究者は「東洋人にとってはお米の味に似ているが、西洋人にはパンやパスタの味かもしれない」と説明しています。
 これまで人類は、炭水化物の味は糖質しか感じることが出来ないと考えられてきました。
唾液の消化酵素が炭水化物に含まれるでんぷんを
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 11:58| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月17日

No.405 子どもの歯にやさしい歯磨剤選び

 最近は、乳幼児用の歯磨剤も味や香り付きなど様々な種類が売られています。乳幼児用の歯磨剤を選ぶポイントは3つです。

フッ化物添加
 フッ化物は歯を強くし、むし歯予防に効果があります。初期むし歯(白濁)の修復(再石灰化)に効果的といわれています。

低研磨剤・無配合
 成長途上にある乳幼児の歯は、繊細です。研磨剤が多いと歯を傷つけるのでNGです。

低刺激・低発砲
 清涼剤などで刺激の強いものを嫌がる子どももいます。発泡剤は磨いたような気になってしまうので控えめにしましょう。
 甘味料にはむし歯菌を減らしてくれるキシリトールがおすすめです。キシリトールは白樺や樫の木などから取れる天然の甘味料です。国内の歯磨剤は、飲み込んでも問題のないよう基準が課せられています。基本的に乳幼児でも安心して使えます。

使用する時期
 乳歯が6本くらい生えたころからが目安です。

頻度
 3歳くらいまでは、ほんの少量を仕上げみがきの時に使います。
 3歳以上は毎歯みがき時に、フッ化物を完全に流さないよううがいは1回だけにします。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 11:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月03日

No.404 「ブリッジ」を入れてから口臭が…

 ブリッジとは、歯を失った時に両隣の歯を削り、橋(ブリッジ)をかけるように代わりとなるダミーの人工の歯を入れて、抜けた歯を補う治療方法です。
保険が効く一般的な治療です。
 ブリッジは入れ歯のように自分では取り外しができないため、安定感があります。
一方で、「においが気になる」という方が少なくありません。
 においの原因は、構造上プラークなどの汚れがたまりやすいことにあります。
しかし、適切にお手入れをすれば、汚れもたまらず、歯周病予防にもなります

 磨き方のポイント
ブリッジの磨き残しが多い場所は次の3カ所です。
ていねいにブラッシングして下さい
 @ダミーの歯の下
 Aダミーの歯の両隣の歯の連結部
 B両隣の歯の被せものと歯肉の間

 歯間ブラシやフロス、ワンタフトブラシの併用が効果的です

 放置で新たなトラブルに
 「磨きにくいのであれば、ブリッジを装着しない方が良いのでは?」と考える方もいるのではないでしょうか。
 歯を失ったまま長く放置していると、見た目が悪いだけでなく、新たなトラブルの原因になります。歯が抜けたスペースに隣接する歯が傾倒したり、噛み合う相手の歯が伸びてしまうことが少なくありません。
放置は、連鎖的に歯が抜ける原因にもなります。早期の治療をおすすめします。

 ※保険でブリッジが行えるかどうかは、抜けた場所によって異なります。部分入れ歯の処置が必要になる場合もあります。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 16:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月18日

No.403 白い歯っていいな

 食べるのに困らなくても、歯の黄ばみなどの変色は気になるものです。
変色の多くは、お茶やコーヒー、タバコのヤニなどの色素が歯に沈着することで起こります。
神経を抜いた歯やむし歯によるものもあります。まれに、歯の形成期に服用したテトラサイクリン系抗生物質の副作用が原因になることも。
【改善法】
 変色の改善方法は、原因によって異なります
色素沈着による場合は、歯を研磨して汚れを落とすだけでもある程度きれいになります
ただし、もとの歯の色以上に白くはなりません。
 色素沈着以外の原因には、歯を薬剤で白くする「ホワイトニング」や歯を削り充填物・技工物で修復する方法があります。
 近年、自分の歯をより白く見せるために、「ホワイトニング」を希望される方も増えています。
とはいえ、ホワイトニングも万能ではありません。
もとの歯の色や変色の原因によっては、さほど効果がみられないこともあります。
歯の色が気になる方は、気軽に歯科医師や歯科衛生士にご相談下さい
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月04日

No.402 食中毒予防によく噛もう

 夏場を迎えると、発生しやすくなる食中毒。原因の大半は細菌性のものです
よく噛んで食べることが、細菌性の食中毒予防に一役買うことをご存知でしょうか。

胃酸の力
 食品に付着した細菌が少量であれば、食べたからといって、必ずしも食中毒にかかるわけではありません。胃液は強酸性のため、殺菌作用があるからです。
コレラ菌でさえ胃液を1滴落とせばたちまち死滅するとも言われています。加えて、唾液そのものにも強い殺菌効果があります。
 ところが、何らかの理由で十分に殺菌されず、小腸に達すると、菌が増殖し、食中毒を起こすと考えられています。
 その原因の一つが、よく噛まずに飲み込んでしまうこと。
噛み砕かずに飲み込まれた食物は胃の中で胃液に十分に触れることができず、細菌が生き残ってしまうのです。
 もう一つは、胃の中の酸性度が低くなり殺菌効果が弱まる場合です。
 食事の時にお茶や水を多量に飲んだり、胃薬によって胃液の分泌が抑えられていると、細菌が死滅しないと考えられます。
 柔らかい食物が好まれるようになり、現代人は咀嚼回数が減っていると言われます。子どもたちが、給食のパンをちぎってスープにつけて食べたり、牛乳で流し込みながら食べるなど、よく噛まずに流し込む「水洗式咀嚼」も珍しくありません。むし歯が多いなど噛めない子どもほど流し込みがちに食べるそうです。
 歯を大切にし、食事中の水分摂取を減らしてよく噛むことを心がけたいですね。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月17日

No.401 最近の歯ブラシ選び

 6カ月頃になると、そろそろ前歯が生えてきます。
この時期はガーゼを指に巻き付けて歯の表面をぬぐうのが一般的ですが、
ガーゼよりも効果的な商品も使われはじめています。
大人の指にはめる「ゆびっこ歯ブラシ」です。
喉をつく心配がなく、毛は柔らかいので口内を傷つけることもありません。
硬い歯ブラシは、口内や歯ぐき、エナメル質を傷つけやすいので、歯みがき嫌いの一因となります。

☆1歳半頃
 奥歯が生え始めます。自分で歯ブラシを持って磨く習慣をつける時期です。
持ちやすいデザインで、喉に刺さらないよう安全性を考慮したもので、楽しんで使うことができる歯ブラシを用意しましょう。
 持ち手が輪っかになっているベビー歯ブラシは握りやすく、おもちゃ感覚で歯みがきができ、仕上げみがきにも使用できます。

☆2〜3歳頃
 太めの持ち手が握りやすく、ヘッドは歯の2本分くらいの小さめで、柔らかめの細かい毛が密集したタイプを選ぶと、きれいにブラッシングができます。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 12:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする