2018年04月16日

No.422 う蝕リスクに沿った予防方法

 毎日2〜3回歯みがきをしていてもむし歯になりやすさ(う蝕リスク)は人によって異なります。
むし歯の発生はブラッシングだけでなく、食生活や唾液・歯の質にも左右されるからです。
 基本的な予防法は@ブラッシングでむし歯菌を減らすA砂糖の摂取量を減らすBフッ化物で歯を強くする―の3点ですが、それでもむし歯ができやすい人は要注意う蝕リスクが高い可能性があります
下記に沿って食生活を改めて見直すと良いでしょう。

▶間食の回数を減らし、ダラダラ食いはやめる
▶砂糖を多く含むジュースやスポーツドリンク、缶コーヒーなどは控える
▶甘いものが食べたくなったらキシリトールなどの代用糖を使用したものにする
▶アメやキャラメルといった口の中に長く残るお菓子は避ける
 
フッ化物配合の歯磨剤でブラッシングした後は、ゆすぎ過ぎないこともポイントです。スウェーデン式の「イエテボリ法」ではフッ化物を口の中に残しておくため、歯みがき後は10_リットルほどの少量の水で1回だけゆすぐことが効果的としています
 また、歯科医院で高濃度のフッ化物を塗布することや、セルフケアで低濃度のフッ化物を毎日塗布することも有効です。気になる方は一度ご相談ください
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2018年04月02日

421 ブラッシングは歯ブラシだけで十分?

歯ブラシだけでも歯の表面はきれいになりますが、完璧には磨けません

歯ブラシの毛先が届きにくい歯と歯の間や、歯と歯肉の間にかなりの量の歯垢(プラーク)が残っています。
デンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシといった清掃機具を使って取り除く必要があります

歯と歯の隙間が狭い部分にはデンタルフロスを、隙間が広い部分には歯間ブラシを使いましょう。
慣れるまでは鏡を見ながらゆっくりと磨いて下さい。

どちらも誤った使い方をすると歯肉を気づつけたり、歯肉が下がって隙間が大きくなったりしてしまいます。
使用する際は歯科医院で使い方やサイズを尋ねてから始めると良いですよ
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2018年03月12日

420 歯磨剤の選び方

スーパーや薬局にはたくさんの種類の歯磨剤が並んでいます。
歯磨剤を選ぶときは表示された成分を参考にしてはいかがでしょうか。

歯質を強化しむし歯を予防する目的なら「フッ化ナトリウム」や「物フルオロリン酸ナトリウム」が入ったものを。知覚過敏の方は「硝酸カリウム」や「乳酸アルミニウム」入りを試してみてください

歯の摩耗が進んでいる方や電動ブラシをお使いの方は、研磨剤無敗豪の製品がお勧めです。
歯周病が」気になる方は細菌・消炎・血行促進作用のある成分が含まれているものが良いでしょう

多くの歯磨剤には清涼剤や発泡剤が配合されています。
つけすぎると泡立ちや清涼感が出るため、磨いた気になってしまうので注意しましょう。
使用量の目安は豆粒程度と言われています。

どの歯磨剤を使うにしても、丁寧なブラッシングが大切です。
一本一本しっかり磨いて下さいね

歯磨剤の選択に迷う時は担当の歯科医師や歯科衛生士に相談してください

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2018年03月01日

No.419 定期健診のススメ

 2年ぶりに定期健診に来られた50代の患者さん。
お口の中を見てみると、大きなむし歯が判明。診断結果を伝えると
「違和感はあったんだけどね。もっと早く来ておけばよかった」とポツリ。
異変に気付きながらも、大丈夫だと思い込んで放置していたようです。
歯の神経を治療するため、数回通ってもらうことになりました
 定期健診に訪れた人はよく「来てよかった」と言って下さいます。
むし歯が見つかっても、初期の段階なら経過観察や少しの治療で終えられるからです。
早期発見ができれば医療費も安く済みます
 患者さんが「受信しておけば」と後悔することのないよう、「定期健診の大切さをもっと伝えよう!」と改めて思いました。
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2018年02月19日

No.418 ドライマウスの対処法

 口の中が粘つく、口臭が気になる、口内が乾燥するなどの症状はありませんか?


 加齢などの影響で唾液量が減る「ドライマウス(口腔乾燥症)」が疑われます。最近では高齢者だけでなく、不規則な食生活やストレスなどの影響で中高年の方も増えています。
 ドライマウスの原因には加齢の他に糖尿病、腎不全などの内疾患、内服薬の副作用など様々です
ドライマウスによって唾液の分泌量が減ると、唾液のもつ浄化・再石灰化などの働きが弱まります。そのため、むし歯になりやすかったり、口臭がきつくなることがあります
入れ歯が密着せず、装着感が悪くなることも。


 ドライマウスを改善するためには、▽よく噛んで食事をする ▽デンタルリンスや保湿剤を使用する ▽適度に水分を取る ▽薬を変更、調整する など原因に応じた対処法が求められますここでは簡単な唾液線マッサージを紹介します。
@4本の指を頬に当て、上の奥歯あたりを後ろから前に向かって円を描くように10回刺激します。 

A親指をあごの骨の内側のやわらかい部分に当て、耳の下から顎の下まで5カ所を順番に左右10回ずつ押し当て刺激します。

B両手の親指をそろえて、顎の真下から突き上げるように、10回ゆっくりぐ〜っと押し刺激します。
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2018年02月03日

No.417 今、何を後悔していますか?

 先日、10年以上定期的に歯の健診を続けておられるご年配の患者さんから、
ある雑誌に掲載されたアンケート記事について教えてもらいました
定年前後の男女を対象に、「今、何を後悔していますか?」と尋ねた内容だったそうです。
健康面の後悔では「カラダを鍛えればよかった」
「なんでも相談できる医師を見つけておけばよかった」を抑えて、
「歯の定期健診を受ければよかった」が1位ということでした。
 その患者さんは「若いうちから定期健診に来ていてよかった。同世代の友人のみんなは歯がなくなって困っている」と話してくれました。
男女問わず平均寿命が 80歳を超えているこの時代、歯の寿命が先に終えてしまうと老後が寂しいものになるかもしれません。定期健診に来て歯の健康を守りましょう
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 10:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月20日

416 歯周病の定期治療のタイミングに幅があるのは?


歯周病の治療で「メインテナンス」「SPT」といった言葉を耳にされたことはありませんか。
いずれも歯周病の再発・進行を防ぎ、良好な状態を維持するために行う定期治療(定期検診)のことです。

「メインテナンス」は治療終了(治癒)後、3〜6ヵ月ごとに行います
中〜重度の歯周病の患者さんは症状が安定した後、期間を1〜2ヵ月に短くした定期治療を続けた上で、
治療の判断をします。このような定期治療を「SPT」といいます

歯周病はプラークが歯と歯ぐきの境目に付着し続けることで引き起こされる炎症です。
毎日のブラッシングでは除去しきれなかったプラークを専門的な清掃で取り除くことが再発防止には大切です
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2018年01月04日

No.415 口腔ケアグッズ紹介 ワンタフトブラシ

ワンタフトブラシは毛先が一つしかない通常の歯ブラシよりヘッド部分が小さい歯ブラシです
通常の歯ブラシでは、みがき残しがちな部分を集中的に清掃するのに便利です。次のような箇所は、みがき残しやすくなります。

•生え変わりの永久歯や親知らずなど歯ぐきが被っていて生えきっていない歯
•ブリッジの入っているところ
•歯と歯ぐきの境目
•歯並びの悪いところ
•矯正装置の周り
•一番奥の歯の裏側
•上の前歯の裏側

 通常の歯ブラシと同じように、歯ぐきの状態に応じて毛のかたさを選びます
 歯周病で歯ぐきが痛む場合や、歯ぐきが下がり、歯の根が露出している場合は「やわらかめ」がおすすめです
 柄の形には「ストレート」タイプと「カーブ」タイプがあります。
「カーブ」タイプは、一番奥の歯の裏側に適しています。ワンタフトブラシを使っても使い方がまずくては効果は半減するので、みがき方のポイントをスタッフにお尋ねくださいね
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 10:27| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月16日

No.414 子どもの歯肉炎

 学校の歯科検診で歯肉炎と診断されたことはありませんか?
 歯肉炎は細菌の塊、プラーク(歯垢)が歯ぐきの炎症を引き起こす病気です。
歯周病の始まりといわれており、放置すると、歯周炎、歯槽膿漏と重症化していきます。
子どもの歯肉炎が重症化することは稀ですが、大人になってから歯周病にならないために意識的に予防することが大切です。
 歯肉炎の予防には、ブラッシングでプラークをきちんと取り除くことが効果的です
歯ぐきが腫れているときは少しやわらかめの歯ブラシを使用し、毛先を歯と歯ぐきの境目に当てて、軽く振動させる磨き方をします。
また、乳歯と永久歯の交換期は凸凹しているので、うまく歯ブラシが当たらないため、注意が必要です。
保護者がお子さんの口の中を見て、磨き残しがないかを確認してあげましょう
いくら一生懸命磨いていても「うまく磨けていない」場合があります。
歯科医院で相談して、正しいブラッシング法を身につけましょう。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 10:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月01日

No.413 プラーク(歯垢)ってよく聞くけど何ですか?

 プラークは白っぽいクリーム状のもので、糊のような粘着性で歯の表面にくっつきます。特に歯ぐき沿いや歯と歯の間、歯の溝によく溜まります。
 プラークを食べ物のカスだと思っている方も多いと思いますが、実際は細菌の塊です。
プラーク1mg中の細菌数は約10億といわれており、むし歯や歯周病の原因となる菌を多分に含んでいます。
 お口の中の健康を守るためにはプラークをしっかりと取り除く必要があります。
プラークは歯にべっとりとくっついているので、口をゆすぐだけでは取り除くことはできません。歯ブラシとデンタルフロスなどを使って丁寧に取り除き磨き残しがないように日常のケアをして下さいね。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする