2017年08月17日

No.405 子どもの歯にやさしい歯磨剤選び

 最近は、乳幼児用の歯磨剤も味や香り付きなど様々な種類が売られています。乳幼児用の歯磨剤を選ぶポイントは3つです。

フッ化物添加
 フッ化物は歯を強くし、むし歯予防に効果があります。初期むし歯(白濁)の修復(再石灰化)に効果的といわれています。

低研磨剤・無配合
 成長途上にある乳幼児の歯は、繊細です。研磨剤が多いと歯を傷つけるのでNGです。

低刺激・低発砲
 清涼剤などで刺激の強いものを嫌がる子どももいます。発泡剤は磨いたような気になってしまうので控えめにしましょう。
 甘味料にはむし歯菌を減らしてくれるキシリトールがおすすめです。キシリトールは白樺や樫の木などから取れる天然の甘味料です。国内の歯磨剤は、飲み込んでも問題のないよう基準が課せられています。基本的に乳幼児でも安心して使えます。

使用する時期
 乳歯が6本くらい生えたころからが目安です。

頻度
 3歳くらいまでは、ほんの少量を仕上げみがきの時に使います。
 3歳以上は毎歯みがき時に、フッ化物を完全に流さないよううがいは1回だけにします。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 11:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月03日

No.404 「ブリッジ」を入れてから口臭が…

 ブリッジとは、歯を失った時に両隣の歯を削り、橋(ブリッジ)をかけるように代わりとなるダミーの人工の歯を入れて、抜けた歯を補う治療方法です。
保険が効く一般的な治療です。
 ブリッジは入れ歯のように自分では取り外しができないため、安定感があります。
一方で、「においが気になる」という方が少なくありません。
 においの原因は、構造上プラークなどの汚れがたまりやすいことにあります。
しかし、適切にお手入れをすれば、汚れもたまらず、歯周病予防にもなります

 磨き方のポイント
ブリッジの磨き残しが多い場所は次の3カ所です。
ていねいにブラッシングして下さい
 @ダミーの歯の下
 Aダミーの歯の両隣の歯の連結部
 B両隣の歯の被せものと歯肉の間

 歯間ブラシやフロス、ワンタフトブラシの併用が効果的です

 放置で新たなトラブルに
 「磨きにくいのであれば、ブリッジを装着しない方が良いのでは?」と考える方もいるのではないでしょうか。
 歯を失ったまま長く放置していると、見た目が悪いだけでなく、新たなトラブルの原因になります。歯が抜けたスペースに隣接する歯が傾倒したり、噛み合う相手の歯が伸びてしまうことが少なくありません。
放置は、連鎖的に歯が抜ける原因にもなります。早期の治療をおすすめします。

 ※保険でブリッジが行えるかどうかは、抜けた場所によって異なります。部分入れ歯の処置が必要になる場合もあります。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 16:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月18日

No.403 白い歯っていいな

 食べるのに困らなくても、歯の黄ばみなどの変色は気になるものです。
変色の多くは、お茶やコーヒー、タバコのヤニなどの色素が歯に沈着することで起こります。
神経を抜いた歯やむし歯によるものもあります。まれに、歯の形成期に服用したテトラサイクリン系抗生物質の副作用が原因になることも。
【改善法】
 変色の改善方法は、原因によって異なります
色素沈着による場合は、歯を研磨して汚れを落とすだけでもある程度きれいになります
ただし、もとの歯の色以上に白くはなりません。
 色素沈着以外の原因には、歯を薬剤で白くする「ホワイトニング」や歯を削り充填物・技工物で修復する方法があります。
 近年、自分の歯をより白く見せるために、「ホワイトニング」を希望される方も増えています。
とはいえ、ホワイトニングも万能ではありません。
もとの歯の色や変色の原因によっては、さほど効果がみられないこともあります。
歯の色が気になる方は、気軽に歯科医師や歯科衛生士にご相談下さい
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月04日

No.402 食中毒予防によく噛もう

 夏場を迎えると、発生しやすくなる食中毒。原因の大半は細菌性のものです
よく噛んで食べることが、細菌性の食中毒予防に一役買うことをご存知でしょうか。

胃酸の力
 食品に付着した細菌が少量であれば、食べたからといって、必ずしも食中毒にかかるわけではありません。胃液は強酸性のため、殺菌作用があるからです。
コレラ菌でさえ胃液を1滴落とせばたちまち死滅するとも言われています。加えて、唾液そのものにも強い殺菌効果があります。
 ところが、何らかの理由で十分に殺菌されず、小腸に達すると、菌が増殖し、食中毒を起こすと考えられています。
 その原因の一つが、よく噛まずに飲み込んでしまうこと。
噛み砕かずに飲み込まれた食物は胃の中で胃液に十分に触れることができず、細菌が生き残ってしまうのです。
 もう一つは、胃の中の酸性度が低くなり殺菌効果が弱まる場合です。
 食事の時にお茶や水を多量に飲んだり、胃薬によって胃液の分泌が抑えられていると、細菌が死滅しないと考えられます。
 柔らかい食物が好まれるようになり、現代人は咀嚼回数が減っていると言われます。子どもたちが、給食のパンをちぎってスープにつけて食べたり、牛乳で流し込みながら食べるなど、よく噛まずに流し込む「水洗式咀嚼」も珍しくありません。むし歯が多いなど噛めない子どもほど流し込みがちに食べるそうです。
 歯を大切にし、食事中の水分摂取を減らしてよく噛むことを心がけたいですね。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月17日

No.401 最近の歯ブラシ選び

 6カ月頃になると、そろそろ前歯が生えてきます。
この時期はガーゼを指に巻き付けて歯の表面をぬぐうのが一般的ですが、
ガーゼよりも効果的な商品も使われはじめています。
大人の指にはめる「ゆびっこ歯ブラシ」です。
喉をつく心配がなく、毛は柔らかいので口内を傷つけることもありません。
硬い歯ブラシは、口内や歯ぐき、エナメル質を傷つけやすいので、歯みがき嫌いの一因となります。

☆1歳半頃
 奥歯が生え始めます。自分で歯ブラシを持って磨く習慣をつける時期です。
持ちやすいデザインで、喉に刺さらないよう安全性を考慮したもので、楽しんで使うことができる歯ブラシを用意しましょう。
 持ち手が輪っかになっているベビー歯ブラシは握りやすく、おもちゃ感覚で歯みがきができ、仕上げみがきにも使用できます。

☆2〜3歳頃
 太めの持ち手が握りやすく、ヘッドは歯の2本分くらいの小さめで、柔らかめの細かい毛が密集したタイプを選ぶと、きれいにブラッシングができます。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 12:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月03日

400 唾液を出すために簡単にできることはありますか?


唾液分泌を促進する方法として唾液腺マッサージが有名ですが、
その他にも、お家でできる簡単な方法があります

・唇マッサージ

唇にたっぷりとリップクリームを塗り保湿した状態で行います。
上下の唇をそれぞれ3分割(左・中・右)して、1か所ずつ親指と人差し指でつまみ、
軽く伸ばしたり縮めたりそてストレッチを行いましょう

・舌回し運動

口を閉じて舌を歯ぐきにに沿わせ(左上→右上→右下→左下)と回していきます。
10回やったら反対周りで10セットを1回で行いましょう。

この2つは唇や顎の下の筋肉が鍛えられるうえ、唾液の分泌を促進する効果があり、
食べ物の消化や飲み込みを助けてくれます
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 14:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月17日

No.399 歯や顎に大きな負担をかける噛みしめ・歯ぎしり

 本来、上下の歯が接触するのは、食べ物を咀嚼する時と飲み込む時くらいで、
一日の接触時間は3分程度といわれています。
しかし、実際はほとんどの人が噛みしめ・歯ぎしりをしています。💦
一昔前までは「原因不明の無用な悪い癖」とひとくくりにされていましたが、
最近の研究では、必ずしも悪癖とは言えないことがわかっています。
 噛みしめ・歯ぎしりは日常のストレスや不安などによって引き起こされると言われており、
精神的な緊張状態や不安をやわらげる効果が指摘されています。
つまり、ストレスから体を守り、病気を未然に防ぐ作用があるということです。
 だからと言って、放置していいわけではありません❗
噛みしめ・歯ぎしりを放置すれば歯牙の摩耗や破折を引き起こし、象牙質知覚過敏症の原因となります。
とくに、睡眠中の歯の嚙み合わせでは、意識して噛む力の6倍もの力が歯に加わり、歯のみならず顎関節にまでダメージを与えることもあります歯根部が破折すれば、即抜歯につながるために警戒が必要です
 これを防ぐにはセルフコントロールしかありません。
精神的・肉体的なストレスをなるべく減らし、過緊張な状態をつくらないように努めましょう。身体に無理をかけず、睡眠時間を十分にとることが重要です💤。
また、唇を閉じ、上下の歯を合わせないようにして顔の筋肉の力を抜くトレーニングも効果的です。
 希望者には、就寝時に歯を守る装置として、マウスピースをお勧めしています。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 18:32| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月02日

No.398 口腔ケアグッズ紹介

 
 歯のお手入れにデンタルフロスや歯間ブラシを使用する方は多いと思います。
しかし、ブリッジやインプラントを入れている場合、一般のフロスなどでは汚れが取りきれないことがあります。

 ブリッジの土台となる歯の隙間や、インプラント周囲の汚れをより効果的に取れる器具があります
それが『スーパーフロス』です

 スーパーフロスは普通のフロスと違い、はじめから1本ずつ使いやすい長さにカットされています。
また、歯と歯の間に通しやすいよう、フロスの両端が硬く加工されています。
真ん中にはスポンジが付いており、効率よく汚れが取れるようになっています。

 ブリッジやインプラントを入れている場合など、歯ぐきと歯の間に広い隙間のある方に効果的です
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 12:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月18日

No.397 治療した銀歯がしみるのは?

むし歯を削ると治療前と比べて刺激が神経に伝わりやすくなります
歯がしみるのは、詰め物や被せ物を接着する際に使うセメントにあります
セメントの酸や、固まる時に発する硬化熱によって神経が刺激されることで、しみるような痛みを感じます。また、金属は熱を通しやすいため、温かい物や冷たい物を食べた時も神経を刺激することがあります。
この症状は一時的なもので、やがて歯の神経を保護するための治癒反応が起こります
歯の中では刺激を遮断するために「第2象牙質」と呼ばれる防護壁がつくられます。
しみる症状はだんだん治まり、自然に治癒します。
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月04日

396 歯の着色汚れを除去する方法

歯の表面が黄ばんだり、くすんだりしていませんか。
「ステイン」(着色汚れ)は、日常生活の中で少しずつ付着し、
時間が経つほど落ちにくくなります。
ステインは、▽お茶やコーヒー、チョコレートなどに含まれる色素▽
タバコのヤニ(ニコチン、タール)−などが原因です
歯の表面を覆うタンパク質の薄い膜と結び付き、汚れが蓄積されるため、
水で口をすすいでも簡単には落ちません。
毎日の歯みがきでステインをしっかり取ることが大切です。
頑固に染み付いた汚れには、ホワイトニングが効果的。
ホワイトニングは専用の薬剤を歯に塗布し、削ることなくステインを除去する方法です。
薬剤の主成分である過酸化水素や過酸化尿素が着色物質を無色透明に分解し、
歯を元の白さに戻します。
「ホワイトニングをすると歯が弱くなる」と思っている人もいますが、
それは間違いです
食事をした時と同じように、歯のカルシウム成分が一時的に溶け出す"脱灰"が起きますが、
唾液の作用ですぐに再石灰化して元に戻ります。
ホワイトニング後にフッ化物を塗ることで脱灰を防ぎ、歯を強化することもできます
ホワイトニングの効果には個人差があり、食生活や喫煙習慣などによって持続期間も異なります。
3〜6カ月に一度のクリーニングをお勧めします
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 13:30| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする