2016年12月19日

No.390 象牙質知覚過敏症とは

 冷たいものや熱いもの、または甘いものを口に含んだり、歯を磨いたときにチクッと痛みを感じることがあります
このような症状を「象牙質知覚過敏症」といいます。


 原因は、歯周病(歯ぐきの病気)や加齢で歯ぐきが下がり、歯の根元が露出してしまうことなどが考えられます。

 歯の表面には、エナメル質といった外からの刺激を防ぐ役割をしている組織がありますが、歯の根元にはありません。
そのため、歯髄(神経)が刺激され、「しみる」ような痛みを招きます。


 また、間違った歯磨きが原因となることもあります。
「一生懸命磨こう」と思い、力を入れすぎたり、歯磨き剤の使いすぎで歯が摩耗したりすることもありますので、注意してくださいね


 一度下がってしまった歯ぐきは、残念ながら元には戻りません。
処置としては、薬を塗布したり、レーザー照射やプラスチックでカバーして刺激が伝わらないようにします

 それでも症状がひどい場合は、歯の歯髄(神経)を処置し、痛みを取り除きます。


 症状が軽ければ、歯みがきの方法で改善することもあります
歯垢をつけておくと、ますます進行しますので、毎日ていねいにブラッシングしてくださいね
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 17:13| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

No.389 歯みがき剤

 子供の歯磨きは前歯が生えそろった頃から始めますが、
今回は歯磨き剤のことをご紹介します


 歯磨き剤の形状として、ペースト状(一般的)、ジェル状、
フォーム状、液状と種々あり、その昔は歯磨き粉といって粉もありました。
 

 歯磨き剤の効果は子供の場合は主に「むし歯の発生と進行の予防」です
また、成分については基本成分が研磨剤、
発泡剤、香味剤等で、薬効成分はフッ化ナトリウムです。
 

 子供の歯磨き剤は、いちごやりんご、メロン味等があり、甘くなっています
この甘さはサッカリンナトリウム等で、むし歯にはなりません
薬効成分のフッ化ナトリウムは医薬部外品として、位置づけられていて、
一般的にはフッ素と言われています
フッ素の作用で、むし歯になりにくい丈夫な歯を作ります


 お水を吐き出すことができるようになったら、
歯磨き剤を使ってみませんか
また、歯磨き剤を選ぶとき、市販品と歯科医院非売品との違いですが、
専売品の方が研磨剤も少なく、低発砲なのでお勧めです


 
 
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 11:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月15日

No.388 矯正治療はいつから始めれば?

 患者さんやそのご家族から「歯の矯正はいつから始めるのが良いですか?早いほうがいいとは聞くけれど…」と質問されることがあります
 歯の矯正治療は何歳からでもできますが、最適な時期はその個人によって様々です。
一般的には永久歯が生えそろう前(8歳〜11歳頃)の混合歯列期の段階で検査や治療を始めると、この先続いていく治療に向けて万全な準備ができるうえ、顎の成長を利用できるのでスムーズに矯正治療を進めることができると言われています
 永久歯が生えそろってから矯正治療を始めることももちろん可能ですが、術式が複雑になったり、治療期間も費用も多くかかります。

 歯並びを直すのは容貌のためのみならず、清掃性を良くし、お手入れしやすい環境を作ることにもつながります。その結果、むし歯や歯周病などの疾病を予防する効果もあります
 
もし、矯正治療に興味がありましたら早めの相談をおすすめします
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 16:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月02日

No.387 おすすめの歯ブラシはありますか?


歯ブラシのヘッドが大きすぎると細かいところが磨けません。
比較的小さめで、毛の硬さは”ふつう”を選ぶようにしてください
歯周病などで歯ぐきが腫れている方は、毛先のやわらかいものが良いでしょう。

また、歯並びの悪いところや親知らずなどの磨きにくいところは、「ワンタフトブラシ」という毛先が1つになっている小さいブラシを併用することをお勧めします

まれに子ども用歯ブラシを使用されている方がいますが、毛先が短くカットされているため、大人用に比べると毛が硬く、歯ぐきを傷付けてしまいやすいので、やめておいてくださいね

自分の口の中の状態がわからない…という方は、担当医や歯科衛生士に聞いてみてください

posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月11日

386 妊娠中こそ口腔ケアを


妊娠中に歯が悪くなったという人が多いようです。
理由として、妊娠中は唾液の性質や量が変わることが指摘されています

唾液には、お口の中が酸性やアルカリ性などに傾いた状態を中性に戻す「緩衝作用」と酸で表面が溶けた歯を修復する「再石灰化作用」があります。
妊娠中はこの動きが、弱ってしまうために、むし歯のリスクが高くなります。

つわりで食事が不規則になり、間食しがちになることやブラッシングが気持ち悪く、歯みがきがおろそかになる人もあるようです。
そのため、歯の手入れが行き届かなくなり、むし歯ができやすくなるのです。

いつも以上にブラッシングを心掛ける必要があるのかもしれません。

妊娠中のむし歯は軽視できません。
痛みを我慢していると、そのストレスは、胎児にも悪影響を及ぼすことがあるからです

妊娠中でも、歯科治療は受けられますが、注意が必要です。
妊娠の安定期となる4〜7ヶ月までは、応急処置だけにとどめておいて、安定期に入ってから通常の治療を行うことが多いようです。歯科医師にご相談ください

産後は授乳育児で忙しくなります。
治療に通うことが困難になるので、出産前に治療を済ませておくことをお勧めします。

妊娠は思いがけずということも少なくありません。
普段から定期的に歯のチェックをして、むし歯のリスクを減らしておきましょう


posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月03日

No.385 歯科の金属アレルギー


 アクセサリーや時計などの金属に触れることで、皮膚がかゆくなったり、かぶれたりする金属アレルギー。
予防するには、金属を身につけないことが一番です

 しかし、中にはアクセサリーを外しているのにアレルギー症状が出る人も
そんな時は、歯の詰め物やかぶせ物が原因かもしれません。


 保険治療による義歯やブリッジ、かぶせ物などは合金を使用しているケースがほとんどです。
含まれる金属の種類も、コバルトやスズ、パラジウム、ニッケルなど多様です。
それらの金属成分が口の中で少しずつ溶け出し、体に取り込まれてアレルギー反応を起こすことがあります。


 歯科の金属アレルギーの調査では、口の中に症状が現れるケースは2%程度しかなく、手や足など口以外の部分に出ることが多いようです。
思い当たる方は皮膚科や内科に受診しましょう


 歯科治療は金属以外の素材で治療することも可能です
完治までに長期間かかることもありますので、先生によく相談してくださいね



 
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:49| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月13日

384 Q:SPTってなんですか?

 
A:歯周病治療によって病状が安定した歯周組織を維持するために行われる治療のことです。

 
 一般的に3カ月ごとに来院し、病状の管理を行いますSPTの間隔は、患者様の口腔状態や病状によって1カ月の場合もあり、2カ月、3カ月と延ばしていくこともあります


 ご自宅のセルフケアでは、頑張ってブラッシングをしても、プラーク(歯垢)は半分程度しか取れていないといわれます。


 歯科医療ではSPT治療で、フロス(糸ようじ)なども併用したプラークコントロール、歯石除去、咬合調整などのプロフェッショナルケアを行います


 歯周病は成人が歯を失う一番の原因です
 歯と歯ぐきを健康な状態に維持していくため、3〜6カ月ごとの定期的なメンテナンス受診もお勧めです!(^^)!

 

posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月03日

383 副作用で歯ぐきに腫れ

歯ぐきに腫れで来院された患者さん。
歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)に、
溜まっていた歯石を取り除く、歯周治療を行いました。
ここまでは、よくあるケース

その後は、自宅でしっかりブラッシングをおこなっていたそうです。
ところが、なかなか歯ぐきの腫れが引かないため、再来院されました。
お聞きしたところ、高血圧の薬を服用中とのこと。

歯ぐきの腫れは血圧を下げる薬の副作用の一つとされています。
定期的な受診で経過を観察することになりました。

降圧剤以外にも、お口の中に関係する副作用を起こすものがあります。
服薬されている場合は、歯科医師やスタッフのお知らせください

高血圧治療に使われる降圧剤には、様々な種類があります。
ご自身で判断せず、かかり付けの医師にもご相談ください

posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 14:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月16日

382 とにかく1口30回噛みましょう!

夏真っ盛り、食欲も少し落ち着いてきて、素麺や冷麺で食事を済ませていませんか

つるつると流し込む食事は噛む回数が少なくなりがちです。
子どもの顎の発育に影響を与え、永久歯の歯並びを悪くする原因になることがあります。

現代の日本人は、1回の食事で600敗ほど噛んでいると言われています。
しかし、過去をさかのぼると、弥生時代の人々の噛む回数は約4000回

なんと現代人の6倍も噛んで食事をしていたのです
それは玄米のおこわや乾燥した木の実、干物など、硬くて噛みごたえのある物を食べていたからです。
時代とともに調理時報が発達し、食べ物が軟らかくなって食事時間も短くなりました。

最近では、噛まずに「飲むだけで栄養が摂れる」というドリンク剤などもあります。
よく噛んで食べるということは、顎の発育のみならず、脳の活性化や肥満予防など身体に良い影響がたくさんあります
噛む回数が少ない食事のときは、噛みごたえのあるおかずを一品加えてくださいね
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 13:18| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月04日

381 義歯のお手入れについて



野生の動物は、歯を失うと必ず死んでしまいますが、人間は義歯(入れ歯)をすれば長生きできます。

命と同じくらい大切な義歯。

どのように手入れをしていますか?

食後には義歯を外して歯ブラシで汚れを落とし、歯ぐきも磨いてくださいね
特にバネ(クラスプ)が掛かっている歯は要注意
むし歯になりやすい部分です。磨き残しのないようにしてください。

寝る前は義歯を外して歯ブラシできれいにし、洗浄剤で浸け置き洗いをしてください。
その際、70度以上のお湯を使うのは厳禁です。義歯が変形してしまいます。

使用時は、ひと洗いしてからお口にはめ、少し噛んで痛くないことを確認してから食事をしてくださいね。
もし、痛みがある場合は早めに受診をしてください。お口に合うようにしっかり調整します


posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 12:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする