2016年07月09日

NO.378 歯が抜けたままにしておくと…

 皆さんの身近に「まだ噛めるから」「痛みがない」と言って歯が抜けたまま放置している人はいませんか。「1本ぐらい歯がなくても…」は大間違い。治療を受けずにそのままにしておくと、次々と歯が悪くなる原因になります。
 例えば、下あごの奥歯が抜けてしまったケース。反対側で噛むことができるので、治療を後回しにする人がいます。一方の側だけで噛み続ければ、残った奥歯を酷使することになり、深刻なダメージを与えてしまいます。

抜けたところに隣の歯が傾いてきたり、歯に隙間ができたり、噛み合わせにも変化が起こります。
噛んだ時に過度な負担がかかり、歯ぐきや骨を痛めつけることで歯周病になりやすくなります。顎の関節に支障が出ることも。

歯ぐきがやせ細れば入れ歯が安定しづらくなり、顎の骨が薄くなれば、インプラントも難しくなります。
食べ物が十分に噛めなくなることで、消化・吸収にも悪影響を及ぼします。

「気づいた時にはもう手遅れだった」なんてことにもなりかねません。
歯が抜けたら放置せず、早めに治療を受けてくださいね
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 14:52| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月18日

No.377 デンタルフロスの効果

 
 先日、患者様から
 「フロスは物がはさまったときではなく、毎日使わなければなりませんか?」と
質問を受けました。

 あまり知られていないと思いますが、
実は、歯みがきで歯ブラシだけを使用した場合はプラーク(歯垢)を50%程度しか除去できません。
フロスを併用することにより、やっと90%のプラークを除去することができます。

 プラークは細菌の塊です。
付着したままにすると、むし歯や歯周病を進行させてしまいます。
歯と歯の間はプラークが付きやすく、むし歯が多発する部分。
毎日フロスを通して、しっかり掃除してくださいね

 フロスには糸のみのものや、ホルダータイプなど、様ざまな種類があります。
ご自身に合った使いやすいものを見つけて使用し、むし歯や歯周病を予防してください



posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月03日

No.376 マウスピースの役目



 「朝起きた時に顎がだるく感じる。噛むと少し痛みがある」。
40代男性がそう言って来院しました。
 先生が診察してみると、特にレントゲン写真では異常は見受けれらないとのこと。
 お口の中を診てみると奥歯が平らに磨り減っていました。

 詳しく話を伺ったところ、顎のだるさは寝ているときの
歯ぎしり、くいしばりが原因と分かりました。

 噛み合わせをチェックすると、強い力が加わっている部分がありました。
歯を保護し、全体のバランスを整えるためにマウスピース(ナイトガード)を
作製し、睡眠時間に使ってもらうように説明しました。

 後日、「顎のだるさも痛みもなくなった」と、嬉しい報告。

 歯ぎしりが気になる方は、一度ご相談下さい(*^_^*)
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 11:15| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月27日

NO.375 酸蝕症(酸蝕歯)にご注意!



 酸蝕症という言葉を聞いたことはありますか?

 酸蝕症とは、むし歯菌がなくても酸によって歯が溶かされてしまうもので、
溶かされた歯のことを酸蝕歯といいます。

 酸蝕歯の特徴はエナメル質を弱くして、
すり減ったり、薄くなったり、黄ばんだりして穴があいたりすることです。
大人・子どもを問わず、誰もがかかる可能性があるので注意しましょう。

 酸蝕歯の原因(特に子どもの場合)は酢や清涼飲料水(炭酸飲料やスポーツドリンク)、
柑橘類(オレンジ類のすっぱいもの)など酸性飲料物をだらだら飲んだり、
食べたりすると、歯が酸に蝕まれ、溶かされてしまいます。

 予防策として、このようなものを摂取した後は
お茶を飲んだり、うがいをするようにしましょう。

 また、歯磨きをするときには、フッ化物配合の歯磨き剤や洗口剤を使用すると
エナメル質の再石灰化を助けるため、効果的です。
 
 これからの季節、清涼飲料水を過剰摂取しないように気をつけましょう
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:56| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月14日

No.374 「歯と口の健康週間」って何ですか?



 お口の健康を増進することを目的に、毎年6月4日から10日までを
「歯と口の健康週間」と位置付けられています。
厚生労働省や日本歯科医師会などが中心になって啓発運動に
取り組んでいます。
 6月4日は「むし歯」の語呂合わせです。

 歴史は古く、1928年に「むし歯予防デー」を制定したことが
始まりです。一時期、太平洋戦争で途切れますが、
49年に「口腔衛生週間」として再開。
 その後、数回の名称変更を経て、
2013年の「歯科口腔保健の推進に関する法律」の施行に伴って
現在の形になりました。

 厚労省や市町村、歯科医療関係者らの長年にわたる啓発活動で、
お口の健康への意識も高まりつつあります
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:18| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月22日

No.373 6歳臼歯がむし歯になりやすいのはどうして?



 6歳臼歯は、6歳前後になると一番奥に生えてくる永久歯。
第一大臼歯ともいい、永久歯の中では1番目か2番目に生えてきます。
乳歯より背が低いため、歯ブラシが届きにくく汚れがたまりがち。
 また、 歯の溝が深く、むし歯になりやすいため要注意です。

 完全に生えるまで約3カ月、上下の6歳臼歯が、噛みあうまでに
約1年半かかります。
 
 予防が第一。
 おやつなどのダラダラ食べをしないようにし、
食べたら磨く習慣にしたいものです。

 6歳児はまだ丁寧に磨くことが苦手です。
大人が仕上げ磨きを心掛けてください。
デンタルフロスやタフトブラシも効果的です。

 歯科医院でのケアとして、
フッ化物塗布や、溝をコーティングするシーラントなど
予防策もあります
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 12:45| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月04日

No.372 のどに物がつまった時の対処法



 昨年9月、大阪市内の小学校で、1年生の女児が
給食のおかずをのどに詰まらせて窒息し、死亡する事故が発生しました。
食べ物による窒息で、全国で毎年4,000人以上の方が死亡しています。
その大半は嚥下能力が低下した高齢者ですが、
40代以下でも毎年、食べものをのどにつまらせることによる死亡事故は
一定数発生しています。

 では、実際に家庭で、食べ物や異物を飲み込んでのどを詰まらせ、
目を白黒させていている人をみつけたとき、あなたはどうすればいいでしょう??

 のどに物がつまった時の対処法として、

 @傷病者が咳をすることが可能であれば咳を続けさせてください。
咳は異物の除去に最も効果的です。

 A手のひらで背中を強く数回叩く(背部叩打法)か、
背中に回って上腹部を力強く手前上方に引き上げてください(腹部突き上げ法)。

 B乳児の場合は片腕にうつぶせにして乗せ、手のひらで顎を支え背中を叩くか、
腕に乳児をのせて胸骨圧迫をして下さい(胸部突き上げ法)。
腹部突き上げ法は乳児には厳禁です。

 窒息への対応は時間との勝負です。
意識が無い場合はただちに119番通報し、
心配蘇生法を行いましょう
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 12:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月31日

No.371 治療の値段と安心・安全


 4月から診療報酬が改定されます。
診療報酬は2年に一度改定され、国民が受ける保険治療の内容や医療機関が受け取る
診療の対価を決めます。保険で行われる治療や薬の値段は公定価格と呼ばれ、
一点10円で全ての医療行為について点数が決められています。
 
 診療報酬を増やすことは、保険適用の範囲を広げることや
医療設備の更新、医療スタッフの待遇を改善することなどにもつながります。
私たちが受ける治療の内容を左右するともいえます。
 
 しかし、政府の診療報酬抑制政策のもと、歯科では
基本となる検査・処置にかかわる技術料の多くが適切な評価のないまま
据え置かれてきました。保険導入が望まれている技術も少なくありません。

 いま、窓口負担が払えず、受診を控えたり、治療を中断する患者さんが
増えています。診療報酬が上がれば窓口負担が増えることを心配する声もあります。

 高い窓口負担を課していることが問題です。
先進国では民間保険が主流のアメリカを除いて高い負担を課している国はありません。

 いま必要なことは、国の社会保障費を大幅に拡充して、
安心安全の医療を提供しながら、窓口負担を引き下げて誰もがお金の心配なしに
治療を受けられるようにすることではないでしょうか
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 10:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月19日

No.370 衛生士だより


 
 舌に苔???

 口臭の原因の90%以上は、食べカスや歯垢、むし歯、歯周病など
 お口の中にあると言われています。
 
 意外と盲点となるのが、「舌苔」です。
白や黄色の苔が舌の表面に付着しているように見えますが、
舌苔の正体は舌の表面の角質に細菌が溜まったもので、
悪臭を放つ原因に関係していると言われています。

 舌苔が出来る原因は明らかになっていません。
病気ではないため、治療の必要はありませんが、
口臭予防には除去が効果的です。
 ガーゼなどでこすっても取れますが、
色々なタイプの舌用ブラシが売られています。

 ブラシを使うときは、鏡などを見ながら
付着した舌苔を舌の奥から前の方に向かって
やさしくなでるように2〜3回こすります。
 歯磨き剤は必要ありません。

 強くこすりすぎると舌の粘膜を傷付けるので
 注意しましょう!!
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 14:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月08日

No.369 3歳から歯科健診を



 乳幼児期の歯科健診の大切さが強調されています。
全国の自治体で1歳6カ月と3歳児にたいして無料で歯科健診が
取り組まれていますが、3歳から小学校に入学するまでは、
間が空いてしまいます。

 3歳以降は乳歯が生えそろい、食習慣が多様化します。
一方で、まだまだ歯みがきが上手にできないため、
むし歯のリスクも高まります。

 健診は、むし歯の早期発見・治療だけではなく、
適切なブラッシング方法を教わったり、歯の汚れや生え変わりや、
歯並び、噛みあわせの観察、食習慣をチェックしてもらう機会にもなります。

 初期のむし歯は、痛みもなく見落としがちです。
子どもが痛みを訴えたときには、大きなむし歯に進行していることも
少なくありません。
大人の歯と違って、乳歯はむし歯にかかりやすく、
進行も早いのが特徴です。

 歯科医院で、3〜4カ月に一回は健診を受けられれば良いですね
posted by 毛利歯科ふれあい新聞より at 15:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする